CSあきらめん!楽天キラー帆足で2差肉薄

[ 2009年9月26日 06:00 ]

<西・楽>完投で楽天を破り、GO CLIMAXの文字を背にファンの声援にこたえる帆足和幸

 【西武7―1楽天】西武は25日、CS争い生き残りを懸けた3位・楽天との3連戦に先勝。5連勝でゲーム差を2に縮めた。先発の帆足和幸投手(30)は6安打1失点で4試合連続の完投勝利で9勝目。楽天戦は05年から無傷の9連勝と不敗神話を継続した。4番・中村剛也内野手(26)も3試合連続の初回V弾となる43号2ランを放つなど、日本一になった昨季の強さが戻ってきた。

 投手の“鉄則”をしっかりと守った。4連続完投勝利で9勝目を挙げた帆足は心地よい疲労感が残る左腕を優しくさすりながら、西武ファンが待つお立ち台に上がった。
 「先頭打者はもう何試合も(走者に)出していないことは知っていました。しっかり1アウトを取ることを心掛けています」
 楽天キラーの本領を発揮した。スライダー回転しながら右打者の内角へ鋭く曲がるカットボールと外角へ落ちるチェンジアップが切れ、数えた内野ゴロは13。7回に3安打で1点を失うが、先頭打者を許すことなく1点に抑えた。0―1で敗れた8月28日のオリックス戦(スカイマーク)から5試合連続完投。これは球団では05年松坂以来(現レッドソックス)だ。
 帆足が最後に先頭打者を出したのは、その8月28日オリックス戦の初回。それから先頭打者の出塁を43イニングも封じてきた。渡辺監督は「先頭打者を出さないことで相手の攻撃のバリエーションが減る。リズムもよくなるから完投も増えているのかな」と分析。帆足も「先頭打者を出さないという意識を強く持ってやっているからですかね」と手応えを見せた。
 強い反骨精神が帆足を支えている。8月21日のロッテ戦(西武ドーム)で2回2/3を8失点と炎上。先発陣は通常なら2日後は休日となるが、同23日は西武第2球場で休日返上でダッシュを繰り返した。「最後までマウンドにいたい」。その思いが5連続完投を生んだ。
 これで楽天戦は通算16試合に登板して9勝無敗。CS進出を争う大事な3連戦に先勝して、2ゲーム差と迫った。「楽天戦は強い?次にプレッシャーがかかるからやめてくださいよ」。次回登板は10月3日の楽天戦(Kスタ宮城)が有力。しびれるマウンドで再び帆足が楽天の前に立ちはだかる。

 ▼西武中島(6回の適時打など3安打1打点。3回は塁上でけん制球が後頭部に当たり試合後、病院で検査も異状なし)6回はもう1点欲しい場面だった。みんなでつないでチャンスをつくってくれたし、タイムリーを打ったろうと思ってました。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2009年9月26日のニュース