V候補筆頭・東福岡、7度目の日本一へあと2つ!前年準決で敗れた京都成章に雪辱、9大会連続18度目4強

[ 2022年1月3日 12:39 ]

第101回全国高校ラグビー大会 準々決勝   東福岡31―25京都成章 ( 2022年1月3日    花園 )

<東福岡・京都成章>前半、ディフェンスを振り切って同点トライを決める東福岡・石原(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 Aシード東福岡(福岡)がBシード京都成章(京都)を退け、9大会連続18度目の準決勝進出を決めた。

 0―5で迎えた前半10分過ぎ、東福岡はFWの連続攻撃から大きく右へ展開し、最後は京都・藤森中出身のFB石原幹士(2年)が右中間に飛び込んで同点。高校日本代表候補の左CTB平翔太(3年)のコンバージョンが決まって逆転に成功した。

 前半17分過ぎには敵陣左5メートル付近のラインアウトからFWの連続攻撃を仕掛け、最後はロック舛尾緑(2年)がインゴールに飛び込んでトライ。後半に入ってからも2トライを重ね、昨年度、準決勝(21―24)で苦杯をなめた京都成章を突き放した。

 「今回のような厳しい試合を想定してやってきました。よく我慢してくれました。コンタクトでも比較的、フォワードは勝っていました。そこは安心してみていました」

 就任10年目となる東福岡の藤田雄一郎監督(49)は選手の踏ん張りを称賛。春の選抜大会を制した優勝候補の筆頭が5大会ぶり7度目の日本一へまた一つ勝利を積み重ねた。

続きを表示

2022年1月3日のニュース