【箱根駅伝9区】青学大・中村 最古の区間記録更新 圧巻独走 「ただひたすら優勝考えて…楽しく走れた」

[ 2022年1月3日 13:04 ]

第98回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2022年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<第98回箱根駅伝・復路鶴見中継所>ガッツポーズする青学大9区・中村(撮影・木村 揚輔)
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 第98回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日午前8時、神奈川・箱根町をスタート。東京・大手町までの5区間、109・6キロで行われた。

 9区(戸塚中継所~鶴見中継所、23・1キロ)では、トップでタスキを受けた往路優勝の青学大・中村唯翔(3年=流通経大柏)が1時間7分15秒の快走で圧巻のタスキリレー。2008年に篠藤淳(中央学院大)が樹立した1時間8分1秒を14年ぶりに更新する区間新記録をマークした。

 中村は「正直、区間新記録を狙って走りだしたので記録更新できてうれしい。8区の佐藤一世が楽しいですよって言ってくれて、その通り楽しく走れたので良かった」。

 「5キロ通過が思ったより早くて、後半大丈夫かなと思ってたけど、思ったよりもった。ただひたすら優勝のことだけ考えて走った。昨年は2区14位と悔しい思いをした。前回の全日本も個人的には悔しい結果になってしまった。2本の駅伝の借りは絶対箱根で返そうと思っていたので、それができてよかったです」と笑顔を見せた。

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