長崎北陽台、ミスも出てBシード対決に競り負け 品川英貴監督「力負け。相手の守る意識の方が高かった」

[ 2022年1月3日 13:43 ]

第101回全国高校ラグビー大会 準々決勝   長崎北陽台7―17国学院栃木 ( 2022年1月3日    花園 )

<長崎北陽台・国学院栃木>敗れた長崎北陽台フィフティーン(撮影・成瀬 徹) 
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 初優勝を目指したBシード長崎北陽台(長崎)は同じBシード国学院栃木(栃木)に競り負け、2007年大会以来、14大会ぶり3度目の準決勝進出はならなかった。

 0―10で迎えた後半15分過ぎには自陣のスクラムからWTB亀川友哉(2年)が縦へ約50メートルのロングゲインを決めて相手ゴール前まで攻め込み、最後は高校日本代表候補ロック白丸智乃祐(2年)が相手DF陣の虚を突いてトライ。コンバージョンも決まって3点差に迫ったが、後半25分過ぎには敵陣でのマイボールラインアウトでインターセプトを許すなど、ミスもあって国学院栃木の堅守を突き崩すことができなかった。

 「力負けです。我々のサポートより国学院栃木の守る意識の方が高かった」と品川英貴監督(46)。この日、ベンチ入りした25人中、唯一のトライを決めた白丸ら12人が1、2年生。この敗戦を糧に来年度、あらためて初の全国制覇を目指す。

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2022年1月3日のニュース