【箱根駅伝6区】青学大・高橋、トップキープも「昨年と違ってうまくスピード乗れなかった」

[ 2022年1月3日 09:41 ]

第98回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2022年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<第98回箱根駅伝・小田原中継所>7区・岸本(右)にたすきをつなぐ青学大6区・高橋(撮影・島崎忠彦)
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 第98回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日午前8時、神奈川・箱根町をスタート。東京・大手町までの5区間、109・6キロで行われた。

 急カーブを高速で一気に駆け下りる山下りの6区(箱根芦ノ湖~小田原中継所、20・8キロ)は、ペース配分、スタミナ、体温調節など総合力が試される区間。トップスタートの青学大・高橋勇樹(4年=長野日大)を、3分28秒差の3位スタートの駒大・佃康平(4年=市船橋)が追い上げる展開。佃は14キロ手前で2位スタートの帝京大・北野開平(3年=須磨学園)に追いつき並走。さらに16キロ過ぎには、5位スタートの順大・牧瀬圭斗(4年=白石)が佃、北野を追いつき2位争いに加わった。

 青学大・高橋はリードを守り切り、トップでタスキリレー。3分18秒差の2位に駒大・佃、3位に順大・牧瀬が続いた。レース後、昨年に続いて6区を走った青学大・高橋は、区間8位の59分3秒に「本来であれば後ろとの差を広げなければいけなかったところなんですけど、思った以上に感覚が昨年と違ってうまくスピードに乗れず結果的に差を詰められてしまったので不甲斐ない走りになってしまいました」と振り返った。そして「昨年と違って、足が前に進まない感覚がありました。昨年より若干寒くてそれで足がうまく動かせなかったと思います。57分台を目標にしていたんですが、最初の5キロでだいぶ遅かったので、昨年の58分13秒を目標に切り替えました」と話した。

◆小田原中継所通過時総合順位(カッコは往路順位)
1(1) 青学大  6時間21分9秒
2(3) 駒大   +3分18秒
3(5) 順大   +3分23秒
4(2) 帝京大  +3分33秒
5(6) 中大   +4分4秒
6(4) 国学院大 +4分42秒
7(7) 東京国際大+5分19秒
8(8) 創価大  +5分39秒
9(9) 東洋大  +6分44秒
10(10) 東海大  +6分58秒
<以上シード権>
11(13) 法大   +7分7秒
12(12) 神奈川大 +7分52秒
13(14) 国士舘大 +8分13秒
14(11) 早大   +8分19秒
―    学生連合 +8分19秒
15(15) 山梨学院大+9分58秒
<以下6区繰り上げスタート、通過順と異なる)>
16(17) 明大   +10分39秒
16(16) 日体大  +12分34秒
18(18) 中央学院大+13分42秒
19(19) 専大   +17分39秒
20(20) 駿河台大 +18分49秒

◆6区・区間記録
1 牧瀬圭斗(順大4年)58分22秒
2 武田和馬(法大1年)58分40秒
3 小泉謙(駿河台大3年)58分47秒
4 工藤巧夢(中央学院大1年)58分47秒
5 若林陽大(中大3年)58分48秒
6 佃康平(駒大4年)58分53秒
6 川上勇士(東海大3年)58分53秒
8 高橋勇輝(青学大4年)59分3秒
9 浜野将基(創価大3年)59分4秒
― 鈴木康也(麗沢大1年)59分13秒
10 九嶋恵舜(東洋大2年)59分19秒
11 矢島洸一(山梨学院大4年)59分25秒
12 杉本龍陽(明大3年)59分28秒
13 林優策(東京国際大2年)59分33秒
13 福井大夢(国士舘大1年)59分33秒
15 横沢清己(神奈川大4年)59分35秒
16 北野開平(帝京大3年)59分59秒
17 原秀寿(国学院大1年)1時間0分2秒
17 横山佑羽(専大4年)1時間0分2秒
19 柳本匡哉(早大2年)1時間0分13秒
20 盛本聖也(日体大3年)1時間1分36秒
 

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2022年1月3日のニュース