【箱根駅伝】法大 ヒヤリコースミスも3年ぶりシード権 「寺田交差点」がトレンド入り

[ 2022年1月3日 15:42 ]

第98回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2022年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<第98回箱根駅伝 大手町ゴール>ゴール手前でコースを間違える法大・川上 (撮影・白鳥 佳樹)
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 第98回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われた。

 注目のシード争いは、11位でタスキを受けた法大が逆転で滑り込んだ。10区・川上有生(3年=東北)のラスト1キロで激走を見せ、東海大を逆転して10位フィニッシュ。3年ぶりのシードを獲得した。

 鶴見中継所で東海大は8位でリレー。法大はそこから1分半差でタスキをつないだ。

 残り15キロ地点では坪田智夫監督からの「残り8キロしかないぞ!頼むぞ川上!」というゲキに応え力走。ラスト1キロで、東海大の吉冨裕太(4年=大牟田)が失速して後退したところをとらえて一気に抜き去った。

 しかし、ゴールに向かう直前、直進すべきところを右に曲がってしまい、係員に誘導されてコースに戻る場面も。ヒヤリとしたが、すぐに軌道修正し10位でフィニッシュした。

 ネット上では、2011年に同様のケースが起きたことを回想したファンが続出。当時国学院大の寺田夏生が右にそれてしまい、集団から離されながらも驚異的なスパートで10位に滑り込んだ。その寺田の名前を冠した「寺田交差点」がツイッターでトレンド入り。「今日の復路で法政の子がコース間違えたのここか!」「寺田交差点、発動しそうになってたのか」「トレンドに寺田交差点あって『私も誘導できない運営ぉこだよ怒』ってみたら寺田くん本人が『(コース間違える気持ち)わかるよ』ってツイートしてて思わず和んだ」などと声が上がった。
 

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