【箱根駅伝7区】青学大 依然トップ 岸本区間賞の力走でリード広げリレー 2位駒大、3位順大

[ 2022年1月3日 10:02 ]

第98回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2022年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<第98回箱根駅伝・小田原中継所>7区・岸本(右)にたすきをつなぐ青学大6区・高橋(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 第98回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日午前8時、神奈川・箱根町をスタート。東京・大手町までの5区間、109・6キロで行われた。

 7区(小田原中継所~平塚中継所、21・3キロ)は、箱根山から吹き下ろす冷気の下でスタートし、時間とともに気温が上がる。気温差ともに、9キロ過ぎから続く細かいアップダウンとの戦いにもなる難関区間だ。

 トップでタスキを受けた往路優勝の青学大は岸本大紀(3年=三条)が力走。当日メンバー変更で2年ぶりの箱根路となり、終盤は向かい風にさらされながらも粘りの走り。区間賞となる1時間2分39秒でタスキをつないだ。スタート地点で2位とは2分37秒差だったが、平塚中継所では差が4分51秒に開いた。

 3位でタスキを受けた順大の西沢侑真(3年=浜松日体)が10キロ過ぎに、駒大の白鳥哲汰(2年=埼玉栄)を抜いて2位に浮上。しかし19キロ手前で白鳥が再び抜き返し、2位でリレーした。西沢も食らいつき、1秒差でタスキをつないだ。

 ◆平塚中継所通過時総合順位(カッコは前中継所順位)
1(1) 青学大  7時間23分48秒
2(2) 駒大   +4分51秒
3(3) 順大   +4分52秒
4(4) 帝京大  +5分57秒
5(8) 創価大  +6分42秒
6(7) 東京国際大+6分46秒
7(5) 中大   +7分14秒
8(10) 東海大  +7分28秒
9(9) 東洋大  +8分18秒
10(6) 国学院大 +8分25秒
<以上シード権>
11(11) 法大   +8分37秒
12(14) 早大   +9分28秒
13(12) 神奈川大 +9分52秒
<以下繰り上げスタートあり、通過順と異なる>
14(16) 明大   +11分2秒
15(13) 国士舘大 +11分5秒
―    学生連合 +12分13秒
16(15) 山梨学院大+12分48秒
17(17) 日体大  +16分9秒
18(18) 中央学院大+16分18秒
19(19) 専大   +19分11秒
20(20) 駿河台大 +21分36秒

◆7区・区間記録
1 岸本大紀(青学大3年)1時間2分39秒
2 富田峻平(明大3年)1時間3分2秒
3 越陽汰(東海大1年)1時間3分9秒
4 新家裕太郎(創価大3年)1時間3分42秒
5 鈴木創士(早大3年)1時間3分48秒
6 冨永昌輝(東京国際大1年)1時間4分6秒
7 西沢侑真(順大3年)1時間4分8秒
8 中園慎太朗(法大3年)1時間4分9秒
9 国増治貴(専大3年)1時間4分11秒
10 白鳥哲汰(駒大2年)1時間4分12秒
11 梅崎蓮(東洋大1年)1時間4分13秒
12 川口慧(神奈川大4年)1時間4分39秒
13 福島渉太(帝京大1年)1時間5分3秒
14 松井尚希(中央学院大4年)1時間5分15秒
15 新山舜心(駿河台大2年)1時間5分26秒
16 川口航士郎(山梨学院大4年)1時間5分29秒
17 清水拓斗(国士舘大4年)1時間5分31秒
18 居田優太(中大2年)1時間5分49秒
19 漆畑徳輝(日体大2年)1時間6分14秒
20 木付琳(国学院大4年)1時間6分22秒
― 田島公太郎(学生連合・慶大1年)1時間6分33秒

続きを表示

2022年1月3日のニュース