レイカーズが勝率5割に復帰 ジェームズの出場試合数は歴代単独の16位

[ 2022年1月3日 15:19 ]

アンソニーと握手を交わすレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは2日に各地で7試合を行い、2022年最初の試合を地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で迎えたレイカーズは108―103(前半57―54)で今季2戦2敗だったティンバーウルブスに競り勝って19勝19敗。5連敗のあとの4試合を3勝1敗で乗り切って勝率を5割に戻した。

 レブロン・ジェームズ(37)は26得点。30得点以上の連続記録は7試合でストップしたが、19シーズンで積み重ねてきた出場試合数は1336(先発以外での出場は1試合)となり、ゲイリー・ペイトン(元スーパーソニックスほか=1335試合)を抜いて歴代単独の16位に浮上した。15位のポール・ピアース(元セルティクスほか=1343試合)と14位のコービー・ブライアント(元レイカーズ=1346試合)も視野にとらえており、今月中にさらに2人を抜き去る可能性がある。

 東京五輪の米国代表だったジェイソン・テータム(23)が健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れているセルティクスは地元ボストン(マサチューセッツ州)で延長の末にマジックを116―111(前半45―42、延長16―11)で振り切って18勝19敗。ジェイレン・ブラウン(25)が自己最多の50得点を叩き出して3連敗のあとは白星を2つ並べた。

 ドラフト全体6番目にサンダーに指名されたオーストラリア出身のガード、ジョシュ・ギディー(19=203センチ、93キロ)は地元オクラホマシティー(オクラホマ州)で行われたマーベリクス戦に先発。試合は86―95(前半39―51)で敗れたものの、17得点、13リバウンド、14アシストを記録してNBA31試合目にして初のトリプルダブルを達成した。

 19歳2カ月と23日での達成は、ホーネッツのラメロ・ボール(20)の19歳10カ月と17日を超えるNBA史上最年少記録。マーベリクスでは脚の故障から11試合ぶりに復帰したルカ・ドンチッチ(22)が14得点、9リバウンド、10アシストを稼いで勝利に貢献し、マーベリクスもレイカーズ同様、勝率を5割(18勝18敗)に戻した。

 キングスに敗れたヒートの連勝は5でストップ。キャバリアーズに敗れたペイサーズは4連敗となった。

 <2日の結果>
*ラプターズ(16勝17敗)120―105ニックス(17勝20敗)
*セルティクス(18勝19敗)116―111(延長)マジック(7勝30敗)
*キャバリアーズ(21勝16敗)108―104ペイサーズ(14勝23敗)
*キングス(16勝22敗)115―113ヒート(23勝14敗)
*サンズ(28勝8敗)133―99ホーネッツ(19勝18敗)
マーベリクス(18勝18敗)95―86*サンダー(13勝23敗)
*レイカーズ(19勝19敗)108―103ティンバーウルブス(16勝20敗)
 *はホームチーム

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