宇野 4回転4種類着氷「成長している実感がある」3年ぶり頂点へ高難度構成で挑む

[ 2021年11月12日 05:30 ]

フィギュアスケート GPシリーズ第4戦NHK杯 12日開幕 ( 東京・国立代々木競技場 )

公式練習に臨む宇野(撮影・小海途 良幹)
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 3年ぶりの優勝を狙う男子の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が、公式練習で好調ぶりを印象づけた。フリップ、ループ、サルコー、トーループの4種類の4回転ジャンプを着氷。フリー「ボレロ」の曲かけでも冒頭のループ、サルコー、トーループ2本を決めた。一度も転倒することはなく「成長している実感がある」と手応えを口にした。

 今季は大技4回転ループに再び挑み、フリーでは4回転4種5本の高難度構成へのチャレンジを貫いている。「去年、一昨年に比べて間違いなくジャンプの面において技術的に向上している。練習する日々を楽しむこともできるし、やりがいも凄くある」と充実感を漂わせる。

 10月のスケートアメリカでは2位。今大会は自身にとって3年ぶりとなるGPファイナル進出も懸かる中、12日のショートプログラム(SP)から「成長」した姿を示す。

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2021年11月12日のニュース