ドルフィンズが強敵レイブンズを撃破して連勝 レ軍は52試合ぶりに14点に到達せず

[ 2021年11月12日 14:20 ]

RBガスキンにハンドオフするドルフィンズのQBタンゴバイオーラ(AP)
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 NFLは11日、フロリダ州マイアミで第10週の1試合を行い、地元のドルフィンズ(AFC東地区)が22―10(前半6―3)で今季の優勝候補の一角、レイブンズ(AFC北地区)を撃破。7連敗を喫したあとは白星を2つ並べて今季の成績を3勝7敗とした。

 ドルフィンズは本来控えのQBジャコビー・ブリセット(28)が先発したが膝を痛めて第3Q途中でダウン。しかし第8週のビルズ戦で中指を痛めていたテュア・タンゴバイオーラ(23)がリリーフし、第4Qの残り2分19秒、エンドゾーンまでの1ヤードを自らラッシュしてとどめのTDをマークした。

 レイブンズは6勝3敗。2018年のブラウンズ戦で9―12(延長)で敗れて以来、51試合連続で14点以上を記録していたが(歴代2位=1位は09~13年のペイトリオッツで63試合)、この日は52試合ぶりに“2TDライン”を超えることができなかった。

 QBラマー・ジャクソン(24)のパス成功は43回中26回で238ヤードと1TDをマークしたものの、インターセプトを1回、サックを4回喫するなど苦闘。前週までの8試合で600ヤードを走破していたランでも9回のキャリーで39ヤードに終わるなど、最後までドルフィンズ守備陣の圧力をかわすことができなかった。

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