“りくりゅう”3位発進、フリーへ三浦「楽しく」木原「前回の自分たちに勝つ」【一問一答】

[ 2021年11月12日 14:05 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第1日 ( 2021年11月12日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュアNHK杯第1日>ペアSP、会心の演技を見せた三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 ペアのショートプログラム(SP)で三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)は73・98点で3位発進となった。

 【主な一問一答】

 ――演技を終えて
 三浦「恐る恐るプログラムをしていたので、もうちょっと落ち着いて滑りたかった」
 木原「前回大会で取れなかったものをしっかり取ろうと今回やってきたけど、まだ取りこぼしが出てしまって、もったいなかった。でも、毎試合コンスタントにできるようになってきたのは、すごくいいかなと思う」

 ――ツイストリフトにすごく高さもあった
 三浦「スケアメでは本調子じゃなかったので、調子を試合に持ってこられたのは本当にいいこと」

 ――フリーに向けて
 木原「やっぱり順位をもちろん狙いたい部分もあるけど、まずは前回の自分たちに勝つこと。毎試合毎試合、前回の自分たちに勝っていくのが自分たちのテーマなので、明日も変わらず前回の自分たちに勝つことを目標にしている」
 三浦「前回取れなかったレベルを明日きちんと取ることを目標に。今回、緊張していたので、明日は緊張していても楽しく滑れたらなと思う」

 ――自己ベストが出た
 木原「自己ベストが出ると思っていなかったので良かった」
 三浦「大きなミスはなかったけど、どのエレメンツもパーフェクトではなかったので。失敗しないようにっていうのが心の中にあったので、この点数が出ると思っていなかった」

 ――失敗しないようにという意識はどこから
 三浦「練習ではいつも通り、悪くなかったけど、それがあったからこそ、ここで崩しちゃダメだなと思ってしまって。それがたぶん今回の演技につながったんじゃないかな」

 ――日本のファンの前での演技
 木原「昨年は日本のみなさんの前でほとんど演技を披露する機会がなかったので。1年たって、日本のファンのみなさんの前で成長した姿を見せられたのは良かった」
 三浦「自国開催のグランプリなので、いつも以上に心強かった」

 ――明日の目標スコアは
 木原「コツコツ209点に設定して頑張りたい」

 ――大きな拍手があった
 木原「競技中は集中していたので、拍手していただいたのはしっかりはとらえられなかったけど、演技を終えて顔を上げた瞬間はすごく聞こえたので、拍手をいただけるようになってうれしい」
 三浦「演技中は、まあ聞こえてはいたけど、すごく集中していたので、龍一くんと同じように、お辞儀している時とかにみなさんが立ち上がってくださって、ほんとにここまで成長といいますか、滑ることができて良かったなと思った」

 ――恐る恐るになっていたのはNHK杯の気負いか、前回の試合が良かったことが原因か
 三浦「2つともたぶんあった。久しぶりの自国でのグランプリで、みなさんの前でパーフェクトな演技がしたいというのもあったし、前回の試合での点数を上回らないといけないと思っていたので2つともがあったと思う」

 ――SPで無駄な緊張は取れそうか
 三浦「1つ思うことは、お辞儀している時にのびのび滑れたらなとは思った。明日はもう失敗を気にせずに、自分たちらしく伸び伸び滑りたい」
 木原「頑張りましょう」
 三浦「頑張りましょう」 

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