NBA西地区決勝がスタート ポール不在のサンズが先勝 ブッカーが自身初のトリプルダブル

[ 2021年6月21日 08:50 ]

勝利が決まって雄叫びをあげるサンズのブッカー(AP)
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 NBAの西地区決勝が20日にアリゾナ州フェニックスでスタートし、11年ぶりに地区準決勝を勝ち抜いた第2シードのサンズが120―114(前半57―54)で第4シードのクリッパーズを退けて地元で先勝。チームを支えてきたベテランのポインガード、クリス・ポール(36)が新型コロナウイルスの感染防止規定の対象となって戦列を離れるという不測の事態と直面したが、6季目のシューティングガード、デビン・ブッカー(24)が44分の出場で40得点、13リバウンド、11アシストをマークし、レギュラーシーズンを含めてNBAデビューから通算420試合目で初めてトリプルダブルを達成して勝利に貢献した。

 試合は第3Q終了時点で93―93の同点という大接戦。サンズは第4Qに入って3分52秒と10分1秒に10点のリードを奪ったが、残り22秒に2点差まで追い上げられた。しかしタイムアウトの後のプレーで、ブッカーがトップの位置で自陣バックコート方向へフェイクをかけたあと、味方のスクリーンを巧みに生かしてインサイドを突き、ジェイ・クラウダー(30)からのスローインを受けたあとにダンクをたたき込んで勝負を決めた。

 2018年ドラフトで全体トップに指名されたセンターのディアンドレ・エイトン(22)が20得点と9リバウンドを稼げば、ポールに代わって先発したキャメロン・ペイン(26)も11得点と9アシストを記録。サンズは先発全員を含む計6人が2ケタ得点を挙げてポールの穴をチーム一丸となって埋めた。

 西地区準決勝を終えてからサンズが中6日だったのに対し、ジャズと最終第7戦まで戦ったクリッパーズは中1日。大黒柱のカワイ・レナード(29)は右膝の故障で3試合連続で欠場するという状況の中で地区決勝を迎えたが、今季2勝1敗だったサンズを相手に初戦は競り負けた。

 ポール・ジョージ(31)が34得点、レジー・ジャクソン(31)は34得点、ベンチから出たセンターのディマーカス・カズンズ(30)は13分で11得点を挙げたものの、2ケタ得点はこの3人だけ。ジャズとの第7戦で自己最多の39得点をマークしたテランス・マン(24)は2点差に詰め寄った第4Q残り22秒での1本を含めて3点シュートは3本とも成功させたが、結局27分の出場で9得点にとどまった。

 なおこの日、かつてヒートなどで活躍したサンズのジェームズ・ジョーンズGM(40)が今季のエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(最優秀フロント)に選出されている。

 <西地区決勝の結果と日程>
 ▼第1戦(20日=フェニックス)〇サンズ120―114●クリッパーズ
 ▼第2戦(22日=フェニックス)
 ▼第3戦(24日=ロサンゼルス)
 ▼第4戦(26日=ロサンゼルス)
 ▼第5戦(28日=フェニックス)
 ▼第6戦(30日=ロサンゼルス)
 ▼第7戦(7月2日=フェニックス)
 *日付は現地時間。第5戦以降の実施は結果次第

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