5者協議スタート 「感染状況に変化があれば無観客も検討」と小池都知事

[ 2021年6月21日 16:49 ]

小池百合子都知事
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 東京五輪・パラリンピックへ向けた大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の各代表によるオンラインの5者協議が21日夕に始まった。橋本聖子組織委会長、小池百合子東京都知事、丸川珠代五輪担当相、トーマス・バッハIOC会長、アンドリュー・パーソンズIPC会長が出席。会議では五輪の観客数上限について、国内の大規模イベントの基準に従い会場定員の50%以内、最大1万人と決定する。

 小池知事は冒頭のあいさつで「一番大切なのは安心安全の確保。引き続き感染拡大防止に取り組まないといけない」と強調。観客数については「都民、国民はまだまだ不安が続いている。専門家から感染拡大のリスクの提言もされている。感染状況に変化がある場合は5者で協議をして、状況に応じて無観客も含めて対応を検討する必要があると考えている」と考えを明かした。 

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