五輪選手村公開 聖子会長「間違いなく過去最高」酒類の持ち込み認可へ

[ 2021年6月21日 05:30 ]

報道陣に公開された選手村のビレッジプラザ(撮影・尾崎 有希)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、東京・晴海の選手村を報道陣に公開した。五輪の選手村には今まで選手と団長で11回滞在したという橋本聖子会長は、「間違いなく過去最高の選手村になる。眺めもいいが、さまざまなホスピタリティーも充実している」と太鼓判を押した。会長と共にあいさつした選手村の川淵三郎村長は、「不満もあるでしょうが、日本の国力、信頼感、プライドを世界に発信していけるように支援をお願いしたい」と協力と支援を呼び掛けた。

 選手村では選手らの飲酒が懸案事項となっているが、組織委員会は改めて大会期間中の酒類の持ち込みを原則として認めた。ただ、共有スペースなどでの飲酒や宴会の開催は禁止し、“部屋飲み”と“一人飲み”を求めていく方針を明かした。北島隆ビレッジゼネラルマネジャー(VGM)は「部屋で飲むことについても接触を最小限にするため、なるべく1人で飲んでほしい」と説明した。

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2021年6月21日のニュース