香妻 逃げ切り初V 小田孔との一騎打ち制した

[ 2021年6月21日 07:19 ]

第51回九州オープンゴルフ最終日 ( 2021年6月20日    佐賀県多久市 佐賀クラシックゴルフ倶楽部=6807ヤード、パー70 )

九州オープン最終日。9アンダーで逃げ切り、大会初優勝を決めた香妻、カップを手に笑顔
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 首位で出た鹿児島・鹿屋市出身でプロ10年目の香妻陣一朗(26=国際スポーツ振興協会)が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダーにスコアを伸ばし、大会初優勝を決めた。1打差の2位から逆転を狙った小田孔明(43=フリー)は68で届かず、7アンダーの2位に終わった。ベストアマは1オーバー、5位の東海大九州3年、井戸川純平(20)が獲得した。

 14年賞金王、小田孔との一騎打ち。香妻はつけいる隙を見せず巧みに逃げ切った。「敵は孔明さんだけなのでとにかくボギーを打たないよう気を付けた」。最終組で1打差の直接対決。前半アウトをともにイーブンでターンするとインで香妻はボギーなしの3バーディー。同じく3バーディー、1ボギーの小田孔を2打差で退けた。
 26歳ながらプロ生活はもう10年目。昨年11月にはVISA太平洋クラブマスターズでツアー初勝利も決めた。「ひとつ勝てて気持ちに余裕が出てきた。前半2回、3パットでボギーにしたが焦らなかった」。アウトの3ホールで寄せワンのパーを拾うなどパット巧者らしさも発揮。4日間ただひとり60台のスコアをマークした。
 鹿屋市生まれで2歳からゴルフを始めた。姉の琴乃(ツアー1勝)とともに横峯さくらの父・良郎氏が主宰する「めだかクラブ」で腕を磨き、宮崎・日章学園を経て12年にプロ入り。これで九州ゴルフ連盟主催競技は08~09、11~12年の九州ジュニア、12年の九州アマに続き“全カテゴリー制覇”の6冠目だ。「これを機にまたツアーで勝ちたい。賞金王も見える位置(現在ランキング6位)なので秋のビッグトーナメントをターゲットに年間2勝を目指したい」。九州オープン初Vをステップボードにするつもりだ。


 ○…2位に終わった小田孔明は「陣(香妻)がいいゴルフをした。崩れなかったしうまかった」と勝者をたたえた。1打差を追って2、4番でバーディーを先行させ、この時点で逆転首位に立ったが6、8番の3パットボギーで後退した。「狙った結果の3パットだから仕方ない」。これで13、14年に次いで3度目の2位。「もう2位はいらん。泣きながら帰るよ」と苦笑いでコースを後にした。


 ▼3位・小浦和也 4日間、尻上がりに調子がよくなり最後まで粘っていいゴルフができた。(5バーディー、2ボギーの67)
 ▼5位・井戸川純平 ボギーが2つ先行したが盛り返せた。最終組の1つ前で上位争いができてうれしい。(2年ぶり2度目のベストアマ)

 (最終日上位成績)―9(1)香妻陣一朗 271
―7(2)小田孔明 273
―4(3)小浦和也 276
±0(4)諸藤将次 280
+1(5)秋吉翔太
  (5)☆井戸川純平
  (5)比嘉一貴 281
(☆はアマ)

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