全米大学フットボール界に衝撃 表彰されたばかりのユタ大の1年生RBが死亡

[ 2020年12月27日 10:10 ]

死亡が確認されたユタ大の1年生、タイ・ジョーダンさん(AP)
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 全米大学フットボールの強豪カンファレンスのひとつ「パック12」に所属しているユタ大の1年生RBで、同カンファレンスの「最優秀新人」に選出されたばかりのタイ・ジョーダン(19)が死亡。テキサス州デントンの警察当局とユタ大側が26日に発表したもので19歳だった。

 デントン警察は25日午後10時38分に「銃声がした」という通報を受けて現場へ急行。そこに倒れていたのがジョーダンで、病院に搬送したあとに死亡が確認された。スポーツ専門局のESPNによれば、警察当局はジョーダン本人が誤って銃で自分を撃ったとしているが、銃を撃った経緯など詳細は不明。ジョーダンはテキサス州ダラス郊外のメスキートの出身だった。

 ユタ大は新型コロナウイルス感染拡大の影響で今季を3勝2敗で終了。ボウルゲームへの出場は辞退していた。ジョーダンはその全5試合に出場。ランで587ヤード、レシーブで126ヤードをマークし6つのTDを記録していた。170センチ、91キロと小柄なRBながら卓越した運動能力と脚力の持ち主で将来を嘱望されていた1年生だった。

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2020年12月27日のニュース