15歳・佐藤駿が3位発進、フリーは憧れ羽生結弦と最終グループに

[ 2019年12月20日 22:05 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2019年12月20日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権第2日>男子SP、演技をする佐藤駿(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)でジュニアGPファイナルをジュニア世界最高得点で制した佐藤駿(埼玉栄高)が82・68点をマークし、国際大会の自己ベスト79・19点を超えて3位発進した。

 日下コーチ、浅野コーチに志願して演技後半に4回転トーループに挑み、鮮やかに成功。「4回転をやらないと80点に乗らないと思った。4回転を入れたいと思った」と佐藤は胸を張る。

 大技を投入したことで、今大会の1つの目標を達成した。宮城・仙台市出身で、憧れのスケーターはかつて同じリンクで練習していたこともある羽生結弦(ANA)だ。18日の公式練習後、佐藤は「羽生選手と同じグループで戦うのが目標」と話していた。SP3位発進で、22日のフリーは羽生と同じ上位6選手による最終グループに。夢のような舞台で、15歳が表彰台を狙う。

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