小松原コレト組 首位発進 夫婦で脳震とうフラッシュバック乗り越えた

[ 2019年12月20日 16:26 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2019年12月20日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権第2日>アイスダンス・リズムダンス、演技をする小松原美里・ティム・コレト組(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 アイスダンスのリズムダンスが行われ、連覇を狙う小松原美里、ティム・コレト組(倉敷FSC)が63・79点で首位発進した。小松原は7月に氷上に2度も頭をぶつけ、脳震とうの診断。命の危険性もあった大ケガを乗り越えながらの演技だった。小松原は「(カップルを)組んだ時から使いたい曲だった」と明かし、コレトも「楽しかった。日本の皆様の前で演技できてうれしい」と日本語で振り返った。

 22年北京五輪を目指す夫婦カップルは、10月末からのチャレンジャーシリーズ・アジア杯、11月上旬のGPシリーズ中国杯に出場したが、脳震とうの影響もあって11月下旬のNHK杯を欠場。小松原はチャレンジャーシリーズ後、頭を打ち付けた瞬間のフラッシュバックに悩まされたという。鼻の奥の血のにおいなど生々しい記憶が蘇った。だが、夫婦の2人は毎日、言葉を交わし、小松原の状態を見極めながら練習量を決定。コレトは「勉強できた」と振り返る。やるべき全ての練習をこなせたわけではない。だが、手を取り合い、二人三脚で晴れ舞台に備えてきた。

 小松原はNHK杯に強行出場しようとしたが、周囲に「2年後(北京五輪)を見据えるなら休んで全日本に出るべきだ」と説得されたという。周りの助けもあるからこそ、今がある。22日後のフリーダンスへ向け、小松原は「去年よりも応援が温かいと感じる。自分たちの力が出せたら」と決意をあらたにした。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年12月20日のニュース