羽生“世界新”も「全体的にもう少しできた」 宇野は逆転4連覇へ「最善を尽くす」

[ 2019年12月20日 21:25 ]

フィギュアスケート・全日本選手権第2日 ( 2019年12月20日    東京・国立代々木競技場 )

男子SP、演技をする羽生(撮影・小海途 良幹)
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 4年ぶり5度目の優勝を狙う羽生結弦(25=ANA)が男子ショートプログラム(SP)で110・72点をマーク。首位発進を決めた。

 今大会は国際連盟公認大会ではないものの、18年ロシア杯で自身が記録した世界最高の110・53点を上回る“世界新記録”。首位発進に「まずは一歩進めたかなと思う」と安どの表情を浮かべたが、「アクセルに関してはもう少しいいものができたと思う。全体的にもう少しできた感触もある」と振り返った。

 大会4連覇が懸かる宇野昌磨(22=トヨタ自動車)は今季自己最高の105・71点で2位。会心の演技にガッツポーズも飛び出し「うれしい。うれしいという言葉が一番合っている」と喜びをにじませた。首位の羽生とは5・01点差。「一歩一歩、目の前のことに最善を尽くしたい」と静かに闘志を燃やした。

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