羽生結弦、頂を見据え全日本版「秋によせて」 12月20日公式練習ドキュメント

[ 2019年12月20日 10:44 ]

<フィギュア全日本選手権第2日>午前の練習に臨む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの全日本選手権(東京・国立代々木競技場)に4年ぶり出場となる羽生結弦(ANA)が20日午前、公式練習で同日午後4時12分に始まるショートプログラム(SP)に向けて調整した。羽生は30選手中23番目、午後7時55分に登場する。

 【羽生結弦 2019年12月20日公式練習ドキュメント】

 ▽8:15ジャージー姿で登場。会場入口で選手IDの提示に手間取り、苦笑いを浮かべる。「おはようございます」とあいさつし、会場へ。オーサー・コーチ、ブリアン・コーチも会場に入る。
 ▽9:18 リンクサイドに姿を見せる。陸上でジャンプ。オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを抱える。
 ▽9:20 オーサー・コーチがティッシュカバーをフェンスに置き、公式練習スタート。
 ▽9:21 スケーティング中につまずく。
 ▽9:23 ルッツの回転が抜ける。その後もルッツの着氷が乱れる。
 ▽9:24 ドリンクを飲み、オーサー・コーチと会話。3回転ルッツに成功。
 ▽9:25 3回転ルッツに成功。
 ▽9:26 4回転トーループを決める。その後、4回転トーループ―1回転オイラー―3回転サルコーを決める。
 ▽9:27 ドリンクを口に含む。
 ▽9:28 ループの踏み切りをチェック。
 ▽9:29 ループの回転が抜ける。右手人さし指をこめかみに当て、自らに語りかける。再びループに挑むも、1回転に。
 ▽9:30 ループの回転が抜ける。
 ▽9:31 4回転サルコーは鮮やかに成功。
 ▽9:32 ブリアン・コーチと話し、ドリンクを口に含む。
 ▽9:33 4回転ループを決める。4回転サルコーも成功。
 ▽9:35 トリプルアクセルの着氷はやや乱れる。オーサー・コーチが身振りを交えてジャンプのアドバイス。
 ▽9:36 トリプルアクセルを決める。
 ▽9:37 4回転サルコーがやや乱れる。
 ▽9:37 ジャージーを着たまま「秋によせて」の曲かけ開始。4回転サルコーに成功。
 ▽9:38 トーループの4―3回転ジャンプに成功。ブリアン・コーチが大きく拍手。トリプルアクセルも決めると、両コーチが拍手。
 ▽9:39 ステップシークエンス後に右太ももを叩く動き。曲かけが終わると、再び両コーチが拍手。
 ▽9:40 リンク上を漂っている。
 ▽9:42 氷上の至る所を矢継ぎ早に指さす。珍しく激しい動き。その後、オーサー・コーチと話す。
 ▽9:43 ジャージーのファスナーを下げてジャージーの前を開け、スケーティングを確認。冷たい風を受け、ジャージーがはためく。
 ▽9:44 オーサー・コーチと話す。
 ▽9:47 サルコーの動作を確認。
 ▽9:48 リンク中央で拝むポーズ。SP「秋によせて」の通し練習を始める。
 ▽9:49 サルコー、トーループ、トリプルアクセルの順に動きを確認。
 ▽9:50 公式練習終了。最後までトーループの動作を行う。4方向にお辞儀し、両コーチとハグ。
 ▽9:51 リンクを降りる。手袋を取り、両手で氷を触る。プーさんを抱えているのはオーサー・コーチ。会場の奧に消えた。
 ▽10:03 コーチ陣と談笑しながら会場を後にした。

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