東西両地区首位同士の対決はバックスの勝ち 39年ぶりに「貯金20以上」同士が年内に対戦

[ 2019年12月20日 15:24 ]

レイカーズ・ジェームズのマークを振り切るバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBAは19日に4試合を行い、ミルウォーキー(ウィスコンシン州)では東西両地区の首位同士が激突。試合は東地区1位で地元のバックスが終始優勢で、111―104(前半65―46)で西地区1位のレイカーズを下して25勝4敗。通算の対戦成績は56勝81敗だが、このカードでは6連勝を飾った。

 昨季のシーズンMVP、ヤニス・アデトクンボ(25)は自己最多となる5本の3点シュート(試投8本)を成功させて34得点と11リバウンド、7アシストを稼いで勝利に貢献。途中出場のジョージ・ヒル(33)が21得点を挙げるなど、ベンチスコアでは34―4と“大差”をつけた。

 レイカーズは24勝5敗。前半途中で最大21点差をつけられながら第4Qの残り29・8秒に4点差まで詰め寄ったが、追い上げもここまでだった。

 17日のペイサーズ戦を欠場したアンソニー・デービス(26)は43分の出場で36得点と10リバウンド、3ブロックショットをマーク。レブロン・ジェームズ(34)は21得点、12リバウンド、11アシストで今季7回目のトリプルダブルを達成したが、チームは今季初の連敗となった。

 なお開幕から1月1日の前までに「貯金20以上」のチーム同士が対戦したのは1980年12月30日のセルティクス(28勝8敗)対サンズ(32勝8敗)以来、実に39年ぶり。当時の“頂上決戦”でも東地区のセルティクスが116―97で西地区のサンズを退けている。

 <19日の結果>

*バックス(25勝4敗)111―104レイカーズ(24勝5敗)
ジャズ(17勝11敗)111―106*ホークス(6勝23敗)
*スパーズ(11勝16敗)118―105ネッツ(15勝13敗)
ロケッツ(19勝9敗)122―117*クリッパーズ(21勝9敗)

 *はホームチーム

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