栄氏、パワハラ騒動から現場復帰 指導者の伊調と“初顔合わせ”

[ 2019年12月20日 05:30 ]

レスリング 全日本選手権第1日 ( 2019年12月19日    東京・駒沢体育館 )

レスリングの全日本選手権で選手のセコンドについた栄氏と伊調
Photo By 共同

 東京五輪代表選考を兼ねて開幕し、五輪3階級を含む13階級の準決勝までが行われた。女子の非五輪階級では昨年6月にパワハラ問題などで強豪・至学館大の監督を解任された栄和人氏(59)が現場復帰し、選手のセコンドに付いた。五輪出場が消滅した伊調馨(35=ALSOK)も練習拠点とする日体大の選手をコーチとして指導した。

 至学館大の選手のセコンドに付いた栄監督が声援を送ると、隣のマットのセコンド席では伊調が日体大の選手を鼓舞。同じマットでの“直接対決”は実現しなかったが、因縁の2人が指導者として顔を合わせた。

 五輪3連覇の吉田沙保里さんら多くの女子選手を育てた栄氏は、昨春に伊調へのパワハラ行為が認定されて日本協会の強化本部長を辞任。6月に至学館大の監督を解任された。今年11月末に監督復帰が発表されてから初めて公の場で指揮を執り、「生きがいを感じます。最初のセコンドの選手が負けたらどうしようかと思った。選手のために頑張ります」と話した。至学館大勢はこの日実施された女子4階級のうち、総当たりの76キロ級を除く3階級で決勝に進んだ。

 9月に主戦場とする57キロ級、62キロ級で五輪代表を逃した伊調は「選手、指導者として今後も力を尽くしたい」とコメントを発表していた。今大会は代表入りの可能性を残していた別の階級にもエントリーせず、コーチとして参加。取材には応じなかったが、アップ場では笑顔で選手を指導する姿が見られた。

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