田中刑事は不安的中で4回転サルコーに失敗「いつもと違う感じだった」

[ 2019年12月20日 21:06 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2019年12月20日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権第2日>男子SP、演技をする田中刑事(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)で、3年連続表彰台に上がっている田中刑事(25=倉敷芸術科学大大学院)は、ジャンプの不安が的中して80・90点で4位だった。最初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をスムーズに降りたが、2本目の4回転サルコーの着氷で氷に手を付いた。

 「ジャンプの不安がそのまま出たプログラムになった。跳びたいサルコーのイメージではないものを跳んできていた。いつもと違う感じだった」

 テーマに掲げる「攻める」は、22日のフリーで実現させる―。その決意であふれている。「あとは自分の強さ次第」。故郷岡山の先輩、高橋大輔がこの大会を最後にアイスダンスに転向する。後輩として、華を添える演技を見せる。

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