誉富士、引退会見 静かな口ぶりで「やりきった。すっきりしている」

[ 2019年9月22日 14:51 ]

<秋場所千秋楽・誉富士引退会見>安治川親方(左)と握手する誉富士(撮影・郡司 修)
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 今場所限りで現役引退を表明した元幕内で東三段目52枚目の誉富士(34=伊勢ケ浜部屋、写真)が22日、両国国技館内の記者クラブで師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)と会見し、現役生活を振り返った。

 近大から08年初場所初土俵。12年足らずの力士生活について「やりきったな、とすっきりしている」と静かな口ぶりで振り返った。左肩の不調に苦しみ、昨年秋場所で幕下へ転落した翌九州場所で1勝6敗と負け越し、引退を考えたと明かした。ただ、「やり残しのないように」と左肩の手術を決断。それでも先場所、序二段で1敗(6勝)、三段目の今場所も勝ち越したが3敗したことで引退を決めたという。「自分の考えと体の動きが違った」ことから伊勢ケ浜親方に「力が入らない」「相撲が取れないので引退したいと思います」と伝えたという。

 思い出の相撲には十両時代の14年名古屋場所11日目、十両優勝した栃ノ心を押し出した一番を挙げた。13勝2敗だった栃ノ心の1敗だったことから「そこで勝てて自信になった」と回想し、改めて「小さい頃から相撲をしっかりはやってこなかった。幸せ者だなとしみじみ思った」と振り返った。

 今後は楯山親方として後進の指導に当たる。伊勢ケ浜親方は「まじめで稽古に対して真っ直ぐ。本人がやってきたことを伝えてほしい」と期待した。

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