2度目Vの御嶽海「みんなが準備…優勝するしかないなと」大関獲り前進「11月場所で決めたい」

[ 2019年9月22日 18:15 ]

大相撲秋場所千秋楽 ( 2019年9月22日    両国国技館 )

<大相撲秋場所千秋楽>優勝パレードで車の上でVサインする御嶽海(左は碧山)(撮影・西海健太郎)
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 大相撲秋場所千秋楽は22日、東京・両国国技館で行われ、東関脇・御嶽海(26=出羽海部屋)が、優勝決定戦で西関脇・貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)を破り、昨年の名古屋場所以来7場所ぶりとなる優勝を果たした。

 本割で遠藤を圧倒し、貴景勝との決定戦では、怒とうの押しからもろ差しで寄り切る万全の相撲を見せた。昨年の名古屋場所以来7場所ぶりの歓喜。「(賜杯は)重かったです。去年の名古屋はまぐれで優勝できて、今回は目標に向かってやってこれた。よかった」と笑顔を見せた。

 「朝起きて、みんなが優勝の準備をしてたんで優勝するしかないのかな、という思いにさせられた」とジョーク交じりに話した御嶽海。決定戦では「足がすくんだ」というが、場内の歓声を力に、プレッシャーをもはねのけた。

 これで、大関獲りに大きく前進。最後は「そろそろみなさんの期待に応えられるよう、11月場所で決めたいなと思います」と力強く宣言した。

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