“西の聖地”花園でラグビーW杯初開催 2万人超が大歓声 お好み焼店も大盛況

[ 2019年9月22日 19:12 ]

<イタリア・ナミビア>イタリア・ナミビア戦が行われた花園ラグビー場(撮影・成瀬 徹)
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 全国高校ラグビー大会が開催されるなど、ラグビーの“西の聖地”として知られる大阪・東大阪市花園ラグビー場。W杯日本大会は1次リーグ4試合が開催される。22日は花園での初戦、イタリア対ナミビア戦。昨年9月に大改修工事されたスタジアムで熱戦が繰り広げられた。

 東大阪市民を中心に海外からもボランティアが集結。後半開始直後から大雨の中、「4年に一度じゃない。一生に一度だ」の公式キャッチコピーの通り「地元開催をひと目見たい」とスタンドに2万354人、花園中央公園野球場のファンゾーンに約1000人のファンが集まって、盛り上がりを見せた。

 スタンドにはナミビアのモーヴェル・マスソルスウェニョ大使(58)も陣取った。代表チームが合宿した和歌山・上富田町の奥田誠町長(55)と待ち合わせて観戦。先制したが逆転され、それでも終盤追い上げた惜敗「頑張った。エキサイトした。あと10分あれば…」と残念そう。この試合を皮切りに、残り3試合も観戦予定で「ぜひ、W杯初勝利を」と期待を寄せていた。

 ラグビー場最寄りのお好み焼・鉄板焼店「いとや」の井藤克彦さん(66)さんは「試合前、試合後が稼ぎ時。8月の日本代表対トンガ戦では、通常の3倍の売り上げだった」とこの日も普段は開けない午前11時に開店。午前中から店は満席状態だった。

 姫路市の自営業・平井陽介さん(53)と息子の健太郎さん(20)、義兄弟の林芳和さん(52)の3人は日本代表ユニホームのレプリカを着て来場。バックスタンドで雨に濡れながらの観戦となったが、最後まで席を立たなかった。

 平井さんはかつてサントリーに勤務。「清宮君と同期だった」とラグビー協会副会長・清宮克幸氏(52)と同僚だったそうだ。イタリア・ナミビア戦の他にも「神戸での3試合を観戦します」とW杯にどっぷり。林さんは「最後は追い上げていい試合でした。ナミビアも思っていた以上に強い。楽しかった」と大喜びだった。

 また、イタリア代表の合宿先の長野・上田市からは市職員や有志10人が花園ラグビー場へ駆けつけた。同市にはラグビー合宿のメッカ・菅平があり、イタリア代表も練習した。10人は朝5時に上田市を出発して、車で5時間の道のり。「初戦勝って、よかった。この勢いでなんとかベスト8へ」と上田市役所交流文化スポーツ課の宮沢順也さん(47)も大喜びだ。この後、カナダ、ニュージーランド、南アフリカと続く強豪揃いのプールBを突破して、9度目の挑戦で初の8強を狙う。

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