小平、500Mは「自分の距離」五輪連覇中の李相花打倒に自信

[ 2018年2月18日 05:30 ]

平昌冬季五輪 スピードスケート女子500メートル ( 2018年2月18日 )

調整するスピードスケート女子の小平
Photo By 共同

 金ロードを突き進む31歳が“勝利の方程式”を完成させる。17日、小平は本番会場で氷上練習を行い最終調整。1500メートルで6位入賞。1000メートルは個人で初めて表彰台に立ち銀メダルを獲得すると、その授与式では「500メートルに切り替えて、どこを修正したらいいかを考えています」と言い切った。

 標的はもちろん、五輪2連覇中の李相花だ。2人の対決に韓国も注目しているが、小平自身は16年3月のW杯で8位に終わって以降、負け知らずの24連勝中。「自分の距離」と自負する。昨年末の五輪選考会で「500メートルで金を獲るために1000メートルで銅以上が必要とすれば、1500メートルでも入賞圏内」と目標を語ったが、方程式の完成は間近に迫った。

 過去3大会の男子500メートル覇者は1000メートルでもメダルを獲得。清水宏保氏も98年長野五輪500メートルで金に輝き、1000メートルでも銅メダルを手にした。金メダルへの意欲を問われ、「アスリートなのでそういう気持ちは大切にしたい」と話した小平。女王が座る席へと駆ける背中を力強いデータが後押しする。

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2018年2月17日のニュース