葛西、122・5メートル予選22位「自分に腹が立っています」

[ 2018年2月17日 05:30 ]

平昌冬季五輪   男子ジャンプラージヒル予選 ( 2018年2月16日 )

122.5メートルで予選を突破した葛西紀明
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 葛西は122・5メートルで小林陵に次ぐ、日本勢2番目の22位となった。危なげなく本戦に進んだが「予選を無事に通ろうというジャンプ。全然思い切りが足りない。自分に腹が立っています」と自身に対する怒りを口にした。予選前の試技で戻りつつあった助走スピードが再び出なくなり、118・5メートルしか飛べなかったため「いろいろ考えてしまった」という。本戦進出への不安もよぎって消極的なジャンプとなった。

 それでも、17日の本戦には、14年ソチ五輪直後に結婚した妻・怜奈さん、2歳の愛娘・璃乃ちゃん、姉・紀子さんが観戦する予定。五輪に家族を呼ぶのが夢だったという葛西にとっては、この上ないパワーとなる。前回銀メダルを獲得した得意の個人ラージヒルで一発を狙う。

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