金博洋「上出来」ノーミスSP4位 ベスト更新でメダル圏内

[ 2018年2月17日 05:30 ]

平昌冬季五輪   フィギュアスケート男子SP ( 2018年2月16日    韓国・江陵アイスアリーナ )

男子SPで4位につけた金博洋
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 中国のエース・金博洋が最終滑走の重圧をはねのけた。中国など4カ国合作の映画「グリーン・デスティニー」の挿入歌に乗って、冒頭の4回転ルッツ―3回転トーループの大技に成功すると、その勢いのままノーミスでメダル圏内の4位につけた。優勝した五輪前の四大陸選手権で出した自己ベストを3・15点更新し「かなり上出来だと思う」と笑顔がはじけた。

 最終組は羽生や宇野ら実力者が勢ぞろい。「もし前の選手みんなが練習通りの実力を発揮すれば、自分の上をいく」。覚悟はできていただけに「プレッシャーを自分のモチベーションに変えられた」と最高の演技で観客の期待に応えた。

 次の冬季五輪は自国開催でもある。国を背負う20歳は同種目での中国勢初メダルへ「もっといいスケーティングをしたい」と力を込めた。

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2018年2月17日のニュース