錦織 苦しみながら4強進出 世界91位に逆転勝ち

[ 2018年2月17日 12:06 ]

男子テニス ニューヨーク・オープン   ニューヨーク州ユニオンデール ( 2018年2月16日 )

男子テニスの錦織圭
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 男子テニスのニューヨーク・オープンは16日(日本時間17日)、ニューヨーク州ユニオンデールで行われ、シングルス準々決勝で世界ランキング27位の第5シード、錦織圭(日清食品)は世界91位のラドゥ・アルボット(28=モルドバ)と対戦し、4―6、6―3、6―1で逆転勝ちし、4強入りを果たした。

 アルボットと初対戦の錦織は第1セット、第5ゲームで先にブレークに成功したが直後の第6ゲームでミスが出てブレークバックを許す。第7ゲームで再びブレークして4―3とリードしたが、サーブに苦しむ錦織は第8ゲームから3ゲーム連続で失い、4―6でこのセットを落とした。

 第2セットは第5ゲームで先にブレークすると、5―3の第9ゲームではアルボットのミスにつけこんでブレークチャンスとなり、最後は相手のダブルフォールトで決着。6―3で第2セットを奪い返した。

 調子を取り戻した第3セットは一方的な展開。1―1の第3ゲームから5ゲーム連取して6―1で奪い、逆転勝ちで4強に駒を進めた。

 錦織は右手首の負傷から1月のツアー下部大会で戦列に戻り、復帰2戦目のダラス・チャレンジャーで優勝。今大会で昨年8月以来、半年ぶりにツアー大会に出場した。

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2018年2月17日のニュース