安藤、途中棄権 21歳失敗を恐れず北京五輪へ雪辱誓った

[ 2018年2月17日 05:30 ]

平昌冬季五輪   女子アルペンスキー ( 2018年2月16日 )

 女子回転の1回目で、初出場した21歳の安藤麻(東洋大)は途中棄権した。ウェンディ・ホルデナー(スイス)が48秒89でトップに立ち、前回ソチ五輪覇者で、今大会の大回転も制したミカエラ・シフリン(米国)は0秒48差の4位につけた。男子スーパー大回転はソチ五輪の滑降を制したマティアス・マイヤー(オーストリア)が1分24秒44で金メダルを獲得した。

 アルペンスキー女子回転の安藤は1回目、コースの中盤にさしかかったところのターンで板を制御できず、コースアウト。「失敗を恐れず、攻めていこうという気持ちはあった。残念」と唇をかんだ。21歳と若く、今大会は次回の北京五輪へのステップという位置付け。スキーの皆川チームリーダーも「この空気、臨場感を学んでくれれば。それが一番の収穫」と日本女子の3大会ぶり五輪派遣の意義を訴えた。期待の大器は「一日も無駄にすることなく、日々努力を続けたい」と雪辱を誓った。

 ◆フリダ・ハンスドター(スウェーデン=アルペンスキー女子回転)五輪3大会連続出場。この種目で14年ソチ五輪5位、W杯は15〜16年シーズンに種目別1位。スウェーデン王女の夫ダニエルさんの親戚にあたる。1メートル73。32歳。

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2018年2月17日のニュース