24連勝中の小平 女子500メートルで14組、五輪2連覇中の李相花は15組目

[ 2018年2月17日 19:21 ]

小平奈緒
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 スピードスケート女子500メートル(18日、午後8時56分号砲)で最強の2人が決着をつける。組み合わせが決まり、この種目24連勝中の小平奈緒(31=相沢病院)が全16組中の14組目、五輪2連覇中の李相花(28=韓国)が15組目に入った。「無傷のエース」と「韓国の女帝」が激突する“日韓頂上決戦”から目が離せない。

 小平は16年3月のW杯で8位になってから約2年間、負けなし。昨年12月のW杯第4戦(米ソルトレークシティー)で自己最速となる36秒50でシーズンベストを叩き出した。スピードスケートの金メダルは98年長野五輪男子500メートルの清水宏保氏ただ1人。大本命の31歳には日本女子初制覇が期待される。

 一方、五輪2大会連続金メダルの李相花は88、92、94年五輪同種目で3連覇したボニー・ブレア(米国)以来の偉業を地元で狙う。36秒36の世界記録を持るレコードホルダーは下半身の故障を乗り越えて迎える地元の夢舞台に照準を合わせてきた。五輪は今回が最後と公言しており、有終の美で現役ラストを飾るつもりだ。

 五輪選考会2位で切符をつかんだ郷亜里砂(30=イヨテツク)は李相花と同走の15組目。今季W杯で4試合連続3位に食い込んでおりメダルの可能性は十分にある。五輪選考会3位の神谷衣理那(25=高堂建設)は11組目に入った。

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2018年2月17日のニュース