関東学院大連敗!流経大に12年ぶり黒星

[ 2010年11月15日 06:00 ]

 ラグビーの関東大学リーグは14日、東京・江戸川区陸上競技場などで3試合を行い、リーグ戦グループで関東学院大は流通経大に27―31で12年ぶりに敗れた。関東学院大は2連敗で4季ぶりの優勝は厳しくなった。5戦全勝の東海大が20日の法大戦に勝てば4連覇が確定する。日大を下した中大は3勝目で5位以上となり、3季ぶりの大学選手権出場(12月19日開幕)を決めた。対抗戦グループで全敗同士の日体大―立大戦は12―12で引き分け、ともに今季初勝利を逃した。

 関東学院大は、24点差をひっくり返された法大戦に続き、再び逆転負けしたSH大島主将は「一進一退のいいゲームができた。きょうの負けでチームが一つになった」と収穫の1敗を強調した。春口部長と調整法で衝突していたSO荒牧と故障明けのフランカー夏井が先発で今季初出場し、今後の見通しが立ったのは大きい。試合後には法大戦に続き春口部長から30分以上のお説教を受けた大島主将は「最終戦の東海大戦は消化試合になりそうだが意地を見せたい」と話した。

 <流通経大 山崎「走り勝てた」内山監督「歴史をつくる」>後半15分に17―27と最大10点差をつけられたが、25、30分と立て続けにトライを決め逆転した。98年(25―14)以来12年ぶりに関東学院大を下したプロップ山崎は「走り勝てた。入学した時は雲の上の存在だった相手に勝ててうれしい」と胸を張った。今季は8月2~17日に部員約60人でニュージーランド合宿を敢行。就任5年目の内山監督は「強豪校をどんどん破って歴史をつくる」とアキレス腱を切った左足を引きずりながら闘志を見せた。

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2010年11月15日のニュース