ゲブレシラシエが引退撤回!2月の東京マラソンも出場

[ 2010年11月15日 22:11 ]

 男子マラソンで2時間3分59秒の世界記録を持つハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は15日、短文投稿サイトのツイッターに「走ることはわたしの血の中にあり、競技を続けることに決めた」と書き、引退撤回を表明した。

 代理人のヨス・ヘルメンス氏は同日、電話取材に対し「東京マラソンは出場する。ひざは重傷ではなく、1週間程度で練習を再開できるだろう」と述べ、来年2月の大会に予定通り来日する見通しを明らかにした。

 37歳の同選手は7日のニューヨークシティー・マラソンを右ひざ痛で途中棄権した後、突然の現役引退を発表した。ヘルメンス氏は「レース直後は失意のあまり感情的になり、引退を口にした。まだ十分に走れるし、やめる理由はない」と説明した。

 「皇帝」の異名を持つゲブレシラシエは2007年ベルリン・マラソンで2時間4分26秒の世界記録を樹立し、翌年の同マラソンで更新した。(共同)

続きを表示

2010年11月15日のニュース