ソフトテニス中本監督感慨深く「長かった…」

[ 2010年11月15日 00:12 ]

 【広州アジア大会ソフトテニス】「ここまで本当に長かった」。ソフトテニス団体女子で日本が初の金メダルに輝き、中本監督は感慨深そうに振り返った。「韓国や台湾がどんどん力をつけている中、普通のプレースタイルでは勝ち抜けない」と、監督就任後に攻撃型への変革を断行した。決勝は、その集大成だった。

 原動力となったのは監督が率いるNTT西日本広島に所属する佐々木と大庭だ。指揮官が「最強のペア」と信頼する2人が1―1で迎えた最終のダブルスを制した。「ここぞというときには必ず前に出るテニスができた」と佐々木は満足感を漂わせた。
 最後は大庭がラインぎりぎりにショットを決めた。メンバー5人が一斉に跳びはねて喜び、大庭は「監督がいなければ、きょうはなかった」と感謝の言葉を繰り返した。(共同)

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2010年11月15日のニュース