21歳立石 大きなストローク貫く!金に「満足」

[ 2010年11月15日 22:42 ]

 【アジア大会】不調の五輪王者、北島に代わって21歳の立石が男子100メートル平泳ぎを制した。中国の勢いに押される日本競泳陣にとって3個目の金メダルで面目を保ち「自分らしいレースができた。結果にも満足」と喜んだ。

 14日の50メートルはタッチの差で中国勢に屈した。この日はスタートから大きなストロークを貫いた。前半をトップで折り返し、その勢いを保ってゴール板をたたいた。
 北島の後継者と期待される立石の特徴は省エネ泳法だ。指導する高城コーチは「低燃費のエコカー。ほかの人が百の力でいくところを八十の力で泳ぐ」と評する。
 例年なら競泳界のオフシーズンにあたり、力が保ちにくいこの時期に好結果を残せたのは、無駄な力を使わなかったおかげ。「伸びのある泳ぎができた」と誇らしげだった。(共同)

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2010年11月15日のニュース