白鵬敗れた!連勝63で止まった!「すきがあった」

[ 2010年11月15日 18:03 ]

白鵬が寄り切りで稀勢の里に敗れる

 大相撲の東横綱白鵬(25)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル・ウランバートル出身、宮城野部屋=が15日、福岡市博多区の福岡国際センターで行われた九州場所2日目に平幕の稀勢の里に敗れ、初場所から続いた連勝は63でストップ、戦前に双葉山が記録した史上1位の69連勝には届かなかった。白鵬の63連勝は双葉山に次いで史上2位。

 白鵬の連勝は1月の初場所14日目の琴欧洲戦からスタートした。初場所後に朝青龍が引退した後は一人横綱として事実上ライバルが不在となり、7月の名古屋場所では史上初となる3場所連続の15戦全勝優勝を達成。9月の秋場所も全勝で制した。
 双葉山は年2場所制だった1936年春場所(1月)7日目から39年春場所(1月)4日目で安芸ノ海に敗れるまで勝ち続け、不滅といわれた69連勝をマークした。

 ▽白鵬の話 少し相撲の流れにすきがあった。今まで63個の白星があって、もう一つ伸ばしてやろうという(気持ちに)すきがあったんじゃないですか。これはこれでしょうがない。

 ▽放駒理事長(元大関魁傑)の話 白鵬は受けに回った。それより怖がらずに出た稀勢の里を褒めるべきだ。でも63連勝は立派としか言いようがない。あらためて(双葉山の)69連勝はすごい数字なんだなと思う。

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2010年11月15日のニュース