卓球女子 福原が2敗で涙「申し訳ない」

[ 2010年11月15日 02:25 ]

女子団体準々決勝 シンガポール戦の2番手でプレーする福原

 【広州アジア大会卓球】先陣を切った石川が世界ランク7位のワン・ユエグを破り、平野がリ・ジャウェイに粘り勝ちした勢いを、福原がつなげられなかった。

 エースが2敗を喫し、最後の試合も石川が同3位のフェン・ティアンウェイにフルゲームで敗れ、日本女子は2大会ぶりのメダル獲得に届かなかった。涙があふれ出た福原は「負けたのはわたしのせい。申し訳ない」と声を振り絞った。
 ただ石川がトップテン並の実力を持っていることが証明され、ことしの世界選手権優勝のシンガポールと互角に戦えたことは大きな収穫だ。石川は「リードをした場面で勝ちたい気持ちが出たら勝てない」と、精神面の差を痛感していた。
 ▼村上恭和・日本女子監督の話 世界王者を相手に、3人ともしっかり自分のプレーをした。わたしのタイムの取り方のミスで、負けてしまった。
 ▼平野早矢香の話 (リ・ジャウェイは)最近全然戦っていなかったが、競り合いでいい試合ができた。シンガポールとの差は縮まっていると思う。(共同)

続きを表示

2010年11月15日のニュース