佳菜子2位も不満「目標は60点なので」

[ 2010年11月15日 06:00 ]

女子SPで演技する村上佳菜子

 【スケートアメリカ】女子SPで2位発進した村上佳菜子は「全体的には凄く良かった。満足している」と話したが、54・75点の得点には不満も口にした。

 シニアデビュー戦だったNHK杯の56・10点を下回り、首位のコストナーの60・28点とは5・53点差。「目標は60点なので」と悔しそうにつぶやいた。得点源である冒頭の2連続3回転ジャンプは決めたが、3回転フリップは回転不足。苦手のダブルアクセルは「考えすぎて失敗した」と1回転半になった。山田満知子コーチはフリップを「もともと回転軸が少し斜めになっている」と指摘。必須要素のダブルアクセルからは逃げることができない。快進撃の陰で、課題も見せた。

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2010年11月15日のニュース