男子の内野は初出場初優勝!女子の鈴木は連覇

[ 2010年11月15日 06:00 ]

ハーフの部を制した内野(右)と鈴木

 第20回記念坂東市いわい将門ハーフマラソン大会(スポーツニッポン新聞社後援)は14日、茨城県坂東市の八坂総合公園陸上競技場を発着点に史上最多の6875人がエントリーして行われた。メーンのハーフで男子は内野雅貴(28)が1時間7分55秒で初優勝、女子は鈴木美沙都(27)が1時間21分15秒で2連覇を達成し、それぞれスポニチ杯が贈られた。ゲストランナーとして92年バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さん(43)が参加し大会に花を添えた。

 男子ハーフ総合で初出場初優勝を飾った内野は今春まで実業団に所属していたが、現在はアスリートクラブのセカンドウィンドのコーチ、スタッフを務めている。「市民マラソンはいろんな方とのふれあいやコミュニケーションがあって楽しい」と仕事の合間に1人で練習を重ねながら大会に出場。夏場は2位が続き悔しい思いをしていただけに「優勝できてうれしい」とホッとした表情を見せた。12月のホノルルマラソン出場権も獲得し「アジアNo・1を目指します」と健闘を誓った。

 <女子ハーフ総合 鈴木、2位に29秒差で圧勝>仲間の応援を受け、鈴木が連覇を飾った。4月の韓国・済州国際平和マラソン優勝で自信をつけ「フルマラソンのペース感覚で行こうと思った」と序盤から快走。余力を残したまま、2位に29秒差をつける快勝だった。この日は筑波大大学院の陸上同好会のメンバーら100人以上の仲間とともに出場。「みんなの応援が力になりました」と、はにかみながら感謝の言葉を口にした。

続きを表示

2010年11月15日のニュース