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マアジ―タチウオ黄金リレー 野球少年全員ヒット!

[ 2022年8月15日 07:18 ]

中型つのタチウオをゲット
Photo By スポニチ

 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】夏休みの東京湾。タチウオが釣れている。“釣り姉貴”こと石坂衣里が乗り込んだのは東京都大田区南六郷のミナミ。マアジとのリレー釣りで出船だ。

 まずはマアジ釣りから。到着したのは木更津沖の水深10メートル。コマセはイワシのミンチ。付け餌は2センチほどにカットした青イソメです。アジはコマセの煙幕に突っ込んでくる魚で、漏斗状になった口でイワシミンチを吸いこむようにして食べるようです。そんなことを想像しながら釣りをするのも楽しかったりします。

 安達祥一船長からの指示ダナ海底から2メートルの場合のコマセワークの基本は、仕掛けを投入してビシの着底を確認したら、素早く糸ふけを取り、1メートル巻いてコマセを振り、さらにもう1メートル巻いて数回ビシをシャクってコマセを振り、当たりを待ちます。それの繰り返し。しばらく続けているとグググンッと気持ちい~手に伝わる反応!おいしいサイズの東京湾ブランドの金アジをゲット。

 お土産分のアジが釣り上がったところで、船を20分ほど走らせ水深約12メートルの浅場のタチウオのポイントへ移動です!片天ビン仕掛けに餌はサバの切り身。端からハリを刺し入れ、中心線を縫うようにして、なるべく隙間なく平らに留めます。

 釣り方はシャクリと止めの繰り返しで、徐々に上へ上へと誘い上げていきます。

 これはタチウオが餌を捕食する時、同じように下から上へと小魚を追いかけて食べるためだそうで、餌のサバの切り身を小魚と思わせて食いつかせます。

 しかしサイズが小さいからか、誘ってもハリ掛かりさせるまでが腕の見せどころ。グンッ!よし!きた!と合わせるもあれ~?掛かってない。その場で竿を上下させてさらに誘う。するとグ~ンッと明確なヒット。魚とのやりとりは本当に楽しいです。

 次は「ドラゴン級のタチウオを狙いましょう!」と、水深60メートルの猿島沖へ移動。ここでは先ほどとは打って変わって当たりが激減。私は指4本幅のタチウオを2匹のみで沖上がりの時間に。

 同船していた野球少年たちもタチウオを釣り上げていました。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639。釣り物、出船時間、乗合料金は要問い合わせ。

 ▼使用タックル 竿/ライトゲームSS TYPE73 MH200、リール/バルケッタ 300HGDH(以上シマノ)

 ◇石坂 衣里(いしざか・えり)1979年生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水をはじめ、沖釣りへも通い詰める癒やし系釣り姉貴。

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