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62センチ!マゴチ逆転V 友人・野島さん60・5センチ直後に小島さん

[ 2022年5月11日 07:21 ]

優勝した小島さん。後ろで顔をのぞかせているのは野島さん
Photo By スポニチ

 【バリバスカップ・東京湾マゴチ釣り大会】バリバスカップ2022スポニチ「東京湾マゴチ釣り大会」が8日、東京湾一帯で開催された。深川・吉野屋、南六郷・ミナミ、浦安・吉久から出船した6隻に乗船した124人の中で、吉野屋23号船の江東区・小島久仁人さん(58=自営業)が62・0センチを釣り上げ総合優勝した。(笠原 然朗、久世 明子)

 日本最大のマゴチ釣り大会で、2022年のバリバスカップが開幕した。

 このところの釣果から入賞ラインは60センチ超。大貫沖(10メートル)のポイントに到着した吉野屋23号船で釣り開始の約1時間後、早々と60・5センチを釣り上げたのが草加市の野島秀幸さん(51=自営業)だった。続けて良型のヒラメも追加。

 「優勝をもらったと思いました」

 余裕の野島さんの隣席でその後すぐ、優勝魚を釣り上げたのが小島さんだった。タナは底から1メートル。「鋭い当たりを見逃し、“掛かっているかな?”と思って聞き上げてハリ掛かりを確認。竿を元に戻したら一気に入りました」と会心の一匹。

 悔しがる野島さんだったが、2人は吉野屋の船上で出会い、プライベートでの釣行や温泉、キャンプなどを共にする遊び仲間。お互いの健闘を称え合う、体重97キロの野島さんと125キロの小島さんの“重量級”「シマ&シマ」コンビの友情にマゴチが応えたようだ。

 ◇大会成績(1匹の全長、単位センチ)

 ▼総合賞 (1)小島久仁人(江東区)62・0=吉野屋23号船(2)井上睦生(板橋区)61・0=同15号船(3)舟橋夢人(江戸川区)57・0=吉久(4)寺門タクミ(世田谷区)56・7=ミナミ8号船(5)谷村幸哉(大田区)56・0=同7号船(6)飛永英一郎(豊島区)55・2=吉野屋7号船

 ▼船別賞 ◎吉久 (1)東又悠(千葉市)53・0(2)小形知正(坂戸市)50・5◎吉野屋7号船 (1)北村明士(足立区)43・1(2)市東将(板橋区)39・5◎同15号船 (1)堀内浩(文京区)57・4(2)高木祥行(松戸市)55・8◎同23号船 (1)野島秀幸(草加市)60・5(2)浦山晶子(板橋区)55・5◎ミナミ7号船 (1)冨雄志(世田谷区)50・3(2)奥原梢(川崎市)44・3◎同8号船 (1)亀岡昇(同)56・6(2)中村光男(相模原市)53・1

 ▼女性賞 (1)母子泊保奈美(さいたま市)55・3=吉野屋23号船

 ▼さとねえ賞 谷崎政一郎(習志野市)47・6=吉野屋23号船
=敬称略

 ▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
 ▽特別協賛
バリバス
 ▽協賛
エスビー食品、大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、テーオー食品、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、マルサンアイ、ルミカ、ヤマリア

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