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“海の女王”アマダイと対面 お土産いっぱい五目釣り

[ 2022年4月15日 07:26 ]

良型マアジが一荷や3点掛けで釣れる
Photo By スポニチ

 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】相模湾の海の恵みでお土産もたくさん。“釣り姉貴”こと石坂衣里が乗り込んだのは平塚・庄三郎丸。ライトタックル(LT)ウイリー五目釣りを楽しんだ。

海の女王様のような気品のある魚…アマダイも釣れちゃいました。水深約100メートル、オモリが着底して糸フケをとった途端、グググンとヒット。こんなことがあるのもLTウイリー五目釣りならではです。

 この日使用した仕掛けは3本バリ。上2本はウイリー糸を巻いた相模湾発祥の疑似バリで、一番下のハリだけ空バリなので、オキアミを付けます。

 まき餌はアミコマセ。オモリは60号。手返し重視して電動リールを使いました。

 船長さんの指示ダナは、底から2~6メートル。コマセのまき過ぎは禁物で、ビシカゴに7~8分目程度にゆとりを持たせて詰め、少量のコマセで魚を食わせるイメージです。

 釣り方は、竿先が海面に向いている状態から50センチから1メートルしゃくり上げ、竿が海面と水平の位置で2~5秒程度止めて当たりを待ちます。魚の活性や狙う魚によって待つ時間は変わります。

 釣り上げたアマダイは着底後すぐだったので口を開けて上を向いていたのかな?

 深場ではもう1匹アマダイを追加し、他に38センチの大きなマアジやムシガレイが釣れました。

 ポイントを移動し、水深約30メートルの浅場ではオモリは40号。釣り方は深場と同じ。浅いポイントではマダイが釣れることもあるようで、期待していたのですが顔を見せてくれず残念。簡単に狙った魚が釣れず、試行錯誤を繰り返している時間も私は好きです。

 強めの当たりでマアジの3点掛けも。アジは口が弱く切れやすいので船内に取り込む時もドキドキしました。釣りたてを調理したアジフライは身がフワフワで絶品なんですよ。

 これから船釣りを始めたい人や、釣り初心者の方にはオススメのライトウイリー五目釣り。お手軽で魚種豊富、お土産いっぱいになる面白い釣りなのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。出船は午前6時半。乗合料金1万1000円。各種割引あり。

 ◇石坂 衣里(いしざか・えり)1979年(昭54)生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水をはじめ、沖釣りへも通い詰める癒やし系釣り姉貴。

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