“幻の白アマ”甘くなかった 赤アマ好調も“紅白そろい踏み”ならず

[ 2022年1月13日 07:33 ]

44センチと40センチの良型赤アマに目を細める相馬さん
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 【ココが一番!】今が盛りのアマダイ。中でも相模湾は有望ポイントが多い。時折掛かる50センチ超級のデカアマは魅力だが、最近になって白アマダイも多発、人気の的になっている。今季9匹上げた葉山鐙摺・たいぞう丸で注目の“白アマ”にトライ!(スポニチAPC・林 悠二)

 アマダイといえば赤アマが相場。その一方でめったに釣れず幻とも言われる白アマダイ。かつて相模湾で2匹上げているが、パワフルな引きと食味の良さは赤アマダイをしのぎ、まさに天下一品だ。

 「昨日も1匹出て今季9匹。55・5センチを筆頭に半数が50センチ超級です。今日は10匹目に期待」と、大台達成に向け、闘志を燃やす河村丈史船長。

 この朝、南西の微風でウネリも高い。14人が乗る21号船は航程15分、水深60メートルラインで投入の合図。

 「このエリアで白アマが何匹も出ています。引きが強烈なのでドラグ調整は万全に」とキャビンから船長。

 「白」はあくまでも赤アマ狙いのゲスト。その赤は、第1投から顔を見せた。左正舷で44センチと40センチを連発したのは府中市の相馬正明さん(57=会社員)。「良い初釣りになりました」と大喜び。次いで胴の間、右隣で船橋市の山田章さん(43=建築業)が「着底後のタナ取り中にヒット。結構引きました」と良型を掲げる。その直後、今度は筆者の竿にズズ~ン!

 頭を左右に振りながら強い引きを見せた主は、ちんくしゃ顔のミシマオコゼ――これにはガックリ。

 「右舷でも来ました」。下潮が効いて食い順調。白は出ないものの、朝方1時間ほどで早くも船中10匹だ。

 海底に岩礁帯が近付くと場所を移動。再投入するたびに当たり、筆者も赤アマを3匹追加。イトヨリやホウボウ、ゲストも多彩だ。

 そんな中、小用で立った左トモの置き竿が、バタバタと大きくお辞儀。竿に飛び付いたが間に合わず、ほんの数秒後にテンションが消えた。デカアマ以上に強い魚信。肩を落とす釣り人の脇で、船長も「一気に走ったね。あれは絶対に白アマ」と残念がった。

 風が強まりウネリも増して正午に無念の早上がり。

 紅白で縁起を狙ったが、白は全員型を見ず。狙って釣れる魚ではないものの、この葉山沖では可能性が十分にある。とことんサイズにこだわってデカアマを求めて出船中の宿。この先の展開が楽しみだ。

 ◯…赤アマ9匹で竿頭!朝の一流しで5連続ヒットしたのは、熊谷市の佐藤智孝さん(51=会社員)だ。「大物狙いで来ました。40センチ止まりですが大満足です」。釣り座は右舷の正舷寄り。ウネリが高く勝手に誘いが入るし、潮も流れていて仕掛けが浮き気味。「それをイメージして、誘いはゆっくり。低いタナで当たりを待ったのが勝因かな」と話した。

 ▼河村丈史船長 白アマは赤アマよりも引きが強烈です。赤は掛かった直後、モワモワと重い感じです。でも、白は全く違い、掛かったら一気に横へ走ります。急な当たりに即対応、ラインを送り出せないとアウト。とっさに糸が出せる態勢が鍵なんです。ハリス4号でも切られるので、5号で狙う人もいますね。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葉山鐙摺・たいぞう丸=(電)046(875)1932。乗合は午前7時出船。料金はオキアミ餌付き9500円。無料駐車場あり。

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