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好発進で乗った!!ウイリーでイナダ!! イサキにソーダも!!“十目”達成で心も満タン

[ 2021年9月4日 07:15 ]

強烈な引きをかわしてイナダをゲット!
Photo By スポニチ

 【あやかりフィッシング】モデルで釣りガールの富士村彩花が挑んだのは相模湾のライトタックルのウイリー五目釣り。茅ケ崎・沖右衛門丸から出船だ。釣れた魚たちは豪華絢爛(けんらん)。楽しめます。

 週に3回釣りに行っている私だけれど、ウイリー五目釣りをするのは実はまだ2回目。3メートル近い仕掛けを絡ませないように気をつけながら投入し、指示ダナからコマセをまいてちょっとずつ誘い上げていく。するとすぐにHIT!

 小さい個体でもビビビビと力強い引き。早速、脂ノリノリのイサキが顔を見せてくれました。う~ん、癒やされますなぁ。

 ポイントを移動して、お次は本日のメイン、イナダ狙い。「下の方にはアジの反応、上の方にはソーダガツオ、間にイナダがいるから好きなところ狙ってみてね」と桑山宏船長。おお、なんて自由な釣りだろう。好きなところを狙って好きな魚を釣っていいなんて。

 ちなみに沖右衛門丸のLT五目船では泳がせ釣りもOK。船長に「泳がせします」と伝えて、周りに配慮しながら大型魚を狙うこともできますよ!

 水深は20メートル。イナダを狙うも底から5メートルに仕掛けを落とすとアジが積極的に食ってきてしまい、上から10メートルのレンジに入ってしまうと途端にソーダガツオの猛攻に遭う。この微妙なところが難しい。

 なかなか本命のイナダに合えないでいると常連さんがアドバイスをくれた。

 「アジに食われる前にテンビンタチウオみたいに細かく、クイックにシャクり上げていくといいよ!もしくは釣れてしまったアジをそのまま上まで持ってきてオトリの餌にしても釣れるよ」

 アドバイス通りにやってみると、すぐに竿がドーーーンと下に入った。これがイナダ?ワラサじゃないの?と思うくらい、ロッドティップがギュンギュン持っていかれる。

 周りでも3号のハリスがバツバツ切られていたから慎重にやりとりし、しっかり本命をGET!

 上の方で食ってくるソーダ、マルソーダに交じってたまにヒラソーダが釣れる。ヒラは本ガツオよりもおいしいといわれているのだそう。ソーダが釣れるたびに「これはヒラ?」「それはマルだね~」(船長)。

 「これは?」「それもマルだね」(常連さん)と皆で楽しいやりとりをしていたら、あっという間に納竿!

 本命のイナダに始まりマアジ、イサキ、ベラ、カマス、ヒラソーダにマルソーダ、サバ、ネンブツダイ、スズメダイ…五目どころか、なんと十目達成!同じ船ではマダイをGETしたラッキーなアングラーも。多彩なゲスト、いやむしろ全ての魚が本命と言っていいこのライト五目釣りは、大人から子供まで一日を通して飽きずに楽しめる釣りですね。

 「9月半ばまではイサキが狙えるよ!秋になったらアジとイナダがメインだからこれからの時季も楽しみだね」と船長。

 晩夏はワクワクする釣りものが少ないって?答えは、否だ(イナダ)。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、茅ケ崎・沖右衛門丸=(電)0467(82)3315。出船は午前6時。乗合料金1万円。女性7000円。中・高校生8000円。小学生以下6000円。

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。趣味は釣り。最近ハマっている釣りはルアーマゴチ。

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