四万十に行かんと シーズンまだまだ!!26センチの大アユゲットでああ愉快―高知県・四万十川

[ 2021年8月25日 05:30 ]

雄大な自然の中で大アユの引きを満喫する小野川氏
Photo By 提供写真

 高知県の雄大な自然の中を流れる最後の清流・四万十川。7月下旬の増水直後に、地元名手の小野川博友氏のアユ釣りに同行。増水直後とは思えない川相に改めて回復力が桁違いの大河だと感激。釣り場は危険と背中合わせの状況もあったが、小野川氏はトロ瀬を中心に残りアカを丹念に探りながら良型アユを次々と追わせて、2日間で18~26センチを92匹の釣果。大アユの強烈な引きを堪能するダイナミックな釣行だった。また、アフターフィッシングでは、高知ならではの天然ウナギやカツオ、四万十牛などのグルメも満喫し至福の時を過ごした。(スポニチAPC、鮎匠会会長・横山 芳和)

 好調が続いていた四万十川は、突然の豪雨で6メートルほどの増水。その4日後に、地元名手の小野川博友氏から「何とか釣り場はある」との驚きの誘いを受けて、鮎匠会の永岡氏と釣行に向かった。

 昼前に西部漁協に到着。ここは「道の駅・よって西土佐」の店内にあり、漁協の川魚や地産品をそろえて活気に満ちたスポットだ。店内で焼かれていたウナギの香りにひかれ「うなぎ弁当」で腹を満たし、待ち合わせの三島キャンプ場前の釣り場を目指した。

 国道から第一三島沈下橋を渡りキャンプ場を過ぎると、瀬肩で竿を出す小野川氏が見えた。すでに20匹以上の釣果。はやる気持ちで永岡氏は下流の瀬脇へ。

 水量は80センチ高でササ濁り、水温は18度だ。この川を知り尽くした彼は、濁りがあっても残りアカや釣れ筋を体で覚えている。急瀬に変貌した瀬肩から上流のトロ瀬を沖へ入って行く。おとりアユを放ち川底になじんだのを確かめ、ゆっくりと引き上げる。野アユの追いの微妙な変化を感じるときっちりと止めて待った。

 そして自然な動きを演出する巧みなテンションを竿先からおとりアユに送り誘いをかけていると目印がツゥ、ツッーと水中に引き込まれる強烈なアタリ。すかさず上流に竿を寝かせて合わせ獲物を射止め、一気に引き抜く独特の技で素早くタモに収まったのは23センチの良型アユだった。

 その後も縄張りアユだけでなく、群れアユまでも見事なテクニックでコンスタントに掛けていった。この日はこのような状況の中で18~24センチを60匹の釣果だった。

 翌日は早朝から西土佐大橋上流に入川したが追い気が低く、早々と上流の昭和地区にある浦越二双へと移動した。ここは、岩盤や巨石の間をダイナミックに流れる大物ポイント。小野川氏は右岸に泳いで渡り、トロ瀬を攻めた。

 竿先で的確におとりアユを泳がせていると、目印が一瞬に上流に消えるアタリ。慎重にタメて引き抜くと、この日の最大26センチの体高のある良型アユ。

 その後も瀬トロを中心にコンスタントに数を伸ばし32匹の釣果。2日間で18~26センチを92匹をゲット。私たちも悪戦苦闘しながら大アユの引きを十二分に満喫できる釣行だった。

 今年の四万十川は魚影が濃く、サイズも抜群。8月の大雨影響は心配だが回復すればまだまだ今後も楽しめる。釣行時には太仕掛けはもちろんだが、掛けバリは重く大きな物が必須といえる。

《「道の駅・よって西土佐」天然アユやウナギなど地元食材を格安販売》 「道の駅・よって西土佐」は四万十川西部漁協が天然のアユやウナギ、川ガニやエビなどを格安で販売する「アユ市場」と漁協事務所を設けている。施設内では、四万十牛や豆腐、農作物、農産加工品やスイーツなど地元の食材を中心に盛りだくさんの商品が並びにぎわっている。また、レストランも安くておいしいとの評判で人気。多くの人が食事を楽しんでいる。そして何といってもスタッフが明るく活気があり温かく対応していたことが好印象だった。

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