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三重・志摩市「大王崎」 手軽なメタルジグでハマチにメイチダイ…高級魚など7種ゲットで大満足!!

[ 2021年7月14日 05:30 ]

手に汗握るファイトの後に釣り上げた60センチ級の大ハマチ
Photo By 提供写真

 各地で大人気のスーパーライトジギング。軽量なタックルと小型のメタルジグを使用し、スリリングなファイトで多種多様なターゲットを狙うことができる。今シーズンも6月中旬の釣行では高級魚であるハタ類が大爆釣。そんな熱いルアーゲームを求め、6月下旬早朝より三重・志摩市の大王崎から釣り仲間のボートで出船した。(橋本 広基)

 出港してからポイントまでは20分。大王崎から南下し、水深15メートル程度のエリアからスタートした。この時期の朝イチは、小魚を追いまわす捕食意欲の高い青物やイサギの釣果が期待できる。

 ルアーは比重が重くシルエットを小さく見せることができるタングステン製のメタルジグ24グラムをチョイス。また、広範囲を手返し良く探るため、メタルジグはキャストし、着水後は水深の中層付近から誘いのアクションを開始する。大型魚に襲われ、力尽きて沈んでいく小魚をイメージし、ロッドの穂先をチョン、チョン、フワッと優しく動かすことで生命感を吹き込んでいく。

 すると、その時だった。ガツンという衝撃が手元に伝わり、ジィーーーとリールドラグは一気に逆回転。ロッドの曲がりで強力な引きを受け止め、巻いては出されての慎重なファイトで対応する。キャッチしたのは、ハマチの60センチ級。メインラインが細号数ということもあり、大型魚との手に汗握るこのドキドキファイトがたまらない。その後、釣友の長岩氏が非常に珍しい夏が旬のメイチダイをゲット。きれいな白身にもかかわらず、全身トロと言われるうま味が絶品のうれしいターゲットだ。また、オジサンがオジサンを釣る(笑い)。食味の方はギャグではないおいしいターゲットも追加した。

 太陽がしっかり昇ってから水深30メートル付近に移動。底がゴツゴツとした岩礁地帯でハタ系の高級魚を狙った。すると早速、40センチ級の立派なアカハタをキャッチ。ここから1投1匹のイレグイ状態に突入。ヒット後は、根に逃げ込もうとする根魚特有の力強い引き味を楽しみアカハタやオオモンハタが釣れ続けた。ハタ類は25センチ以上、カサゴは20センチ以上をキープした。

 存分に魚とのファイトを楽しんだところでお昼前に納竿した。釣果の方もハマチ、メイチダイ、アカハタ、オオモンハタ、カサゴ、オジサン、サバの7目達成。スーパーライトジギングの魅力であるバラエティー豊かな内容に大満足の釣行となった。

 今後は夏の訪れと伴にさらに魚種も増えシーズンは本番を迎える。誰でも気軽に楽しめる夏のスーパーライトジギングを楽しんでみてはいかがだろう。

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