超ド級2・7キロマダコ 数より型で勝負!!特大バンバン狙える

[ 2021年6月18日 07:15 ]

筆者は自己新の2.7キロ
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 【ココが1番!】東京湾にマダコのシーズンがやって来た。“照りダコ”の異名を持ち、マゴチと同様に活気づく時。海底での小突きに誘われて現れたのは…。根掛かりを思わせた“重み”の正体は、何と2・7キロの超ド級だった。横浜新山下・渡辺釣船店から今季初トライ!(スポニチAPC・林 悠二)

 10匹超えは当たり前。昨年まで2年続きで大釣りができた東京湾のマダコ。3年目の今季はどうだろう?解禁して間もない海は少し状況が違っていた。

 「今季は数ではなく型で勝負」とは舵(かじ)を握る金子大士船長。本紙・フレッシュ日報でもトップが数匹と渋め。ところが型は良く、特大も飛び出すのだ。

 「昨日は最大2・7キロ。1匹あれば十分のサイズ。1匹を目標に頑張って」(船長)

 第1ラウンドは航程約20分、中ノ瀬の16メートルダチ。昨年、良型を上げた記憶がよみがえる。根掛かりはないが、いきなり赤クラゲの猛攻。表層を漂い、仕掛け回収時に赤く長い帯が…。そんな中、本命がポツポツと掛かりだし、6人の大半が型を見た。0・6~1キロの中型が主体だが、5連発を果たしたのは横浜市の山本達紀さん(32=看護師)。餌木の胴に白い帯が巻き付けてある。「豚バラ肉です」。スッピンの餌木と比べ匂いや味があり、しかもソフトタッチ。タコも抱き心地がいいよう。

 よく釣れた昨年は10回の釣行で平均10~15匹。「20匹上げた日も…」と山本さん。餌木を15メートルほど前方に投入し、10回小突いて1回カラ合わせ。今季初の釣行だというが、実に快調だ。

 豚バラ肉が良いなら匂いの濃いベーコンも…次回釣行のヒントになった。

 中盤は前日大型が出た横浜北沖へ移動。12メートルの浅場で捨て石周り狙い。タコが逃げ込む障害物が点在し、油断すると即根掛かりしてしまう。竿先で海底をトレースしながら、小突きを繰り返していると…。餌木が海底にへばり付きまるで根掛かり状態。が、竿をいっぱいにためていると、重いながらも“根”がジワジワ動きだした。

 「タコだ。緩めずに巻き取って」――玉網を構える船長。デカい。足を広げると1メートル以上。2・7キロのジャンボで価値ある1匹だった。

 ところが、この上が出た。ここは大型の巣?左舷トモで3・4キロ。その数分後、再び竿をしならせ2・7キロ、さらに1・7キロと大型を3連発したのは綾瀬市の青木浩二さん(49)。平塚市の釣具量販店勤務だけあって、テクニカルな竿さばきはお見事。

 「最初のタコは餌木を抱えて走りました。後の2匹はズンと重いだけ」だったとか。使ったタコ餌木は新製品。他に3匹を追加。好成績に頬を緩めていた。

 この日の竿頭は山本さんの7匹、次頭は青木さんで6匹。筆者は3匹ながら0・8キロ、1キロ、2・7キロの良型ぞろい。船長の「目標1匹」を大幅にクリアした一日となった。

 ◯…「タコは育ちが凄く早い。今後の釣りにつながれば」――300グラム以下の小ダコ放流に、マイクで協力を仰ぐ金子船長。良型に交じって手のひら大のデキがよく掛かった。竿頭の山本さんは「数は出たけど16匹中9匹がミニ」。キャビン前のいけすに集まったのは20匹強。帰り際に船長の手で海に優しくリリースされていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。乗合は午前7時出船。料金は9000円。女性、中学生以下は6500円。

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