苦手な「焼き」もいただきマス 親子初挑戦にヒートアップ コツつかみ8匹!食わせた後は…

[ 2021年6月12日 07:16 ]

自分で釣った魚をパクリ!魚嫌いを克服した平田遼君          
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 【釣り新鮮便】「釣りがしてみたい」という親子のリクエストを受け、東京都青梅市の「奥多摩フィッシングセンター(FC)」へ一緒に向かった。都なのに大自然が満喫できるので、ビギナーにも人気の場所。早速、ニジマスたちに挑んだ。(後藤 賢治)

 多摩川の本流を利用した「奥多摩FC」で釣りに初挑戦するのは、埼玉県蕨市の平田雅子さん(39)と遼君(10)親子。何よりもファーストヒットが大事と「ルアー&フライ」「餌釣り」「釣り堀」の3エリアあるうちの釣り堀で竿を出すことにした。

 主任の井上勇樹さんからレクチャーを受け、小さく丸めた練り餌をハリに付け早速スタート。放流しているのはニジマス、イワナ、ヤマメなどで魚影はすこぶる濃い。1投目。引きはあるが餌を取られてしまった。数回ほど餌だけ取られる状態に、親子ともにヒートアップ。間もなく遼君の「食った!食った!」という大きな声が響いた。続けて雅子さんにも20センチ級がヒット。どちらが大きいのか見せ合ううちに、お互いの魚が絡み合うオマツリ状態。魚をハリから外し糸をほどくのに20分ほどかかったが、遼君は「面白いし楽しい。テレビゲームの魚釣りよりずっといいね。ニジマスが掛かったときの強い引きはヤバイ」と興奮気味。すぐにコツをつかみ8匹を釣り上げた。

 釣った魚はもちろん食す。井上さんに下処理をお願いすると、手際よく竹串(1本20円)を刺して、塩も振ってくれた。バーべキューコンロを借りて再び河原へ。火をおこし網の上に竹串のニジマスを並べ、裏表を返しながら焼き上がりを待つ間、遼君に好き嫌いを尋ねた。

 「焼き肉と回転寿司が大好き。焼き魚は嫌い」と予想外の即答。魚は苦手なのか…と気落ちしながら、焼き上がった身を少しほぐして渡すと「おいしい。こんなにおいしいのは初めて。全然臭くない」と目を輝かせ1匹をペロリ。

 そんな姿を見た雅子さんは「元気なお魚食べたんだから、遼も元気もらえるね!夏休みにまた来ようね」とすっかりハマった様子。“初めての釣り”ミッションは大成功だった。

 奥多摩FCは竿や仕掛け、バーベキューコンロなど、ほとんどの道具がそろっているので手ぶらで訪れても大丈夫。釣り堀には2年前、都内初となる車椅子で利用できるスロープを設置するなどビギナーでも安心して楽しめる。大自然の美しさを堪能できる奥多摩FC。夏休みには家族でマス類を狙いに行こう。

 ▼釣況 奥多摩フィッシングセンター=(電)0428(78)8393。営業時間は午前7時~午後4時。釣り堀エリアの入場料は竿、餌付きで500円。1匹330円の買い取り制でリリースは禁止。ルアー&フライ、餌釣り場などは別料金。毎週木曜日は定休日。

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