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和歌山県みなべ町・酒井「純栄丸」 パワフルなメジロと格闘だ!!

[ 2021年1月6日 05:30 ]

メジロ、メジロ、メジロ…堺市の今村周平さんが釣り上げた67~74センチのメジロ8匹
Photo By 提供写真

 みなさん、明けましておめでとうございます。昨年は大変な1年でしたよね。少しでも気分良く締めようと、和歌山沖で豪快な引きを味わいにみなべ町・堺の「純栄丸」へ年末に釣行。春まで狙えるという、パワフルなメジロと格闘してきました~。(スポニチAPC・矢野貴雄)

 釣行は12月28日。前夜から雨模様となり、スッキリしない空模様だった。夜が明けきらぬ午前6時に出船。白浜沖のポイントへ着く頃には明るくなり始め、周囲で数隻の僚船が既に釣り始めていた。

 こちらも船足が止まり、湯川船長から仕掛け投入合図が出る。狙うタナは、底から10メートル巻いた層とのこと。この時、次以降の投入のために、1投目にリールのカウンターを確認しておくのがミソだ。

 まずは1流し目。残念ながらアタリがなく2流し目へ。すると40センチ超のサバが上がり、それをきっかけに数人のロッドが海面に突き刺さり、電動リールがうなりを上げた。

 もちろん、他の客とこちらの仕掛けが絡まる〝おまつり〟を避けるため、出来るだけ高速で巻き上げるのも大切。そして上がって来たのは70センチ前後の丸々としたメジロだった。ここからは船中で数匹釣れる頃にポイントを過ぎ、流し直す、という感じを繰り返す。

 どうも釣り上げたメジロがサバを食っていたよう。なので、サバが掛かるのは、それを追うメジロが釣れる前兆だった。そんな中、トモに陣取っていた堺市の今村周平さんが好調でメジロを次々ゲット。当然、誰かに掛かると他にも連鎖した。

 潮が緩んできてアタリも遠のいたところで時間もきたので納竿。結果は今村さんがサオ頭で67~74センチを8匹だった。ただ、船長いわく、もっと食いがたっている日があり、「この日は少ない」とのことだから大型クーラー満杯の期待もできそう。

 船長によると、こちらでは3月頃まではメジロが狙えそうとのこと。チャレンジする時には、強引に寄せられるタックルで挑むことを推奨したい。別船はグレ釣りでも出船しており、こちらもおすすめ。今年も釣りを存分に楽しみましょう!

 問い合わせは純栄丸=和歌山県日高郡みなべ町堺670の11、電話0739(72)5353、または電話090(3033)3549。

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